座間市周辺でピアノを習うならグランドピアノで楽しくレッスンできるクラビアートピアノ教室へ。

クラビアートピアノ教室@座間市

ピアノでスタッカートを上手に弾くコツを教えます。

      2016/02/12

皆さんの殆どの方は、スタッカートとは、「音を切る」という意味で教わって来たと思います。IMG_0644.JPG

本来は。イタリア語で「離す」「離れる」という意味で微妙にニュアンスが違います。

スタッカートには、その音符長さによって種類があります。

*音符の4分の1の長さ(スタッカッティシモ)

*音符の2分の1の長さ(スタッカート)

*音符の4分の3の長さ(メゾ・スタッカート)

と言われています。

スタッカートを弾き分ける事で多彩な表現力の演奏に繋がります。

「軽やかさ」を表現するのはもちろんの事、「インパクト」を与えたりして音を際立たせたい時などにも使うなど色々な使い方を考える事です。

音符の長さが短いほど音色は鋭くなりますし、長いほど柔らかい音色になりやすいなど皆さんも想像が出来ますよね。

スタッカートも弾き方一つで多彩な表現を行えます。

ですから、作曲家の想いをイメージしながら弾き分ける事が大切になります。

ピアノの鍵盤をボールと思う。

バスケットボールのスポーツは、ボールをバウンドさせながら移動しますよね。

そして選手達は、ボールをつく時手はボールから離さずボールを床に強く叩く反動だけで素速く手に戻させながらボールを操っています。

このボールをピアノの鍵盤と思い、手はそれぞれ弾く音の指と考えてスタッカートを弾いてみます。

指先をしっかりとさせ、意識は鍵盤の底の1cm下までボールをつくようにし、反動だけで鍵盤を戻します。

反動だけで鍵盤を戻しますから、その間は脱力をし無駄な力を使わず弾く事ができます。

ピアノの上達と共に時間的に長い曲を弾く事が多くなりますので、スタッカートだけではなく脱力の使い方を覚える事はとても大切です。

力任せだけに頼って弾き続けていけば、手、指、腕などを痛める原因にもなり、また一番大事な表現力豊かな演奏も出来ません。

 

皆さん   素敵なスタッカートが弾けるよう頑張りましょうね!

 

クラビアートピアノ教室     講師   田原礼子

 

 

 

 

 

 

 - ピアノ練習方法

Comment

  1. 匿名 より:

    フォルテってなんですか?

  2. 松本花奈 より:

    フォルテってなんですか?あと音楽が苦手でどうすればいいですか
    コツとかあったら教えてもら得たら嬉しいです😃😆

    音楽用語のf(フォルテ)のことでしょうか?
    これでしたら強弱記号のひとつで強くという意味があります。
    pp  p  mp  mf  f  ff
          <ー-> 
    こちらにいくほど こちらにいくほど
    弱くなる     強くなる

    ppピアニッシモ とても弱く
    p ピアノ   弱く
    mpメゾピアノ  やや弱く
    mfメゾフオルテ やや強く
    fフオルテ   強く
    ffフォルティシモとても強く

    好きな曲の楽器や歌の楽譜を読むことで楽しみながら(勉強と思わず)少しずつ覚えていったらよいのではないでしょうか?

     

    p よわく

    • 田原 礼子 より:

      音楽用語

      • 田原 礼子 より:

        音楽用語のf(フォルテ)のことでしょうか?
        そうであれば
        強弱記号のひとつです。
        弱い記号から順に書いてみますね。
        pp(ピアニッシモ)とても弱く
        p(ピアノ)弱く
        mp(メゾピアノ)やや弱く
        mf(メゾフォルテ)やや強く
        f(フォルテ)強く
        ff(フォルティシモ)
        この順番で強く
        なっていきます。
        あと音楽が苦手との事ですが
        楽器や歌などご自分の
        好きな曲の楽譜を楽しみながら(勉強と思わずに)ご覧いただき気になるところは焦らずすこしずつスマホなどで検索して覚えていくのはいかがでしょうか?

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  関連記事

ブラインドタッチでピアノを弾ける為のレッスン方法

まず、ブラインドタッチのレッスン方法の前に余談をさせて下さい。 社会人のMさん …

夏休みだからもっ〜とピアノ楽しく弾こうね!

きのうのブログで夏休み練習表を作ってみんなにお渡したお話をしました, でも、だか …

幼いこども達とのレッスングッズ あれや〜これ!

今日はこども達と一緒に使っている レッスングッズをご紹介したいと思います。 私な …

こども達も含めて、 手の小さい方のピアノの演奏方法

かつて、ショパンコンクールで入賞なさった、今は亡き中村紘子さん オクターブがやっ …

ピアノを美しく奏でるための「レガート奏法」をマスターしましょう!

レガートとは、なめらかに繋げて弾くという意味です。 スラーと言う記号でかかれてい …

ピアノで速いパッセージを美しく弾ける為の練習方法!

殆どの子供達の憧れは、速い曲を弾けるようになる事! 長い講師歴の中で、モーツァル …

あっという間の1時間のピアノ練習

大人の生徒さんは、ほとんどの方々がお仕事を持っていらしゃいます。 つまり、かなり …

楽譜を本を読んでいるようにすらすら読めるようになるとピアノはもっと楽しくなります!

本を楽しく読む為には、正しく文字を読めることが必要です。 同じようにピアノを楽し …

ピアノのオクターブを楽に弾けるようになる為に4つのポイントで教えます。

オクターブとは、(ド~ド)(レ~レ)など8度の音符のことです。 オクターブを弾く …

効果的な練習時間は長い、短いどっちがいいの?

ピアノを弾くのは好きだけど 練習は嫌いというお子様 多いですよね! そこで、練習 …