練習嫌いの生徒さんのピアノレッスンについて
2016/01/25
練習が嫌いでもピアノが好きと言うお子様は、たくさんいます。
むしろ、そういうお子様の方が多いのが現状です。
色々な習い事がありますが例えば水泳でしたら、当然自宅に帰ってからの練習は、出来ませんよね。
また、サッカーや野球のようにたくさんの仲間達との練習もできません。
ですから、お子様にとって一人でピアノに向かっての練習はちょっと大変なんです。
それでは、どうしたら自宅での練習が出来るようになるか2つのポイントで考えてみましょう!
1:先生と連弾をしましょう。
特にレッスンを始めたばかりのお子様のメロディーは、単調なものばかり
お家に帰っての練習は、どうしてもつまらないのは、当たり前です。
そこで、レッスンの時に先生と連弾をすれば音もたくさん増えますので、お子様の単調なメロディーが華やかなメロディーとなって生き返ります。
すると次のレッスンには、お子様自身が自分のパートを間違えないで先生ともっと綺麗に弾きたいとモチベーションがアップすれば自宅での練習も無理なく出来やすいですよね。
2:曲のイメージをお子様自身に持たせましょう。
クラビアートピアノ教室では、お子様の初心者にピアノドリームと言う教材を使用しています。
理由は、曲の題名と共に絵本のようなイラストが一曲ごとに書かれていますので、お子様でも無理なくイメージが湧きやすいからです。
例えば、ワルツを弾く時とても早いテンポで弾き始めたとします。
その時に、「ただ、テンポが早過ぎるよ。」と言うのは、NGです。
「シンデレラと王子様が素敵に踊れる速さで弾いてみましょう。」言葉がけ一つですぐにワルツらしいテンポに!
実際に行ったレッスン風景です。
イメージを自分で作れた曲の練習は、意味なく弾く曲に比べて楽しいはずです。
また、行進曲のような元気な曲に(ƒ)フォルテ(強く)と言う音楽記号が書かれていたとします。
そのような時に、ただ「強く弾きましょう」これもNGです。
「運動会の時に行進曲をかけて歩く時は、どんな感じかな?元気それとも静かなあ?」などとの言葉がけでイメージを作らせる。
すべてこのように、同じことを伝えるにしても言葉がけ一つでその曲の楽しさが違ってきます。
当然楽しければ練習も楽しくなっていくはずです。
お子様は、一人ひとり違います。
ですから講師は、上記以外にも一人ひとりのお子様にあったレッスンを常に工夫し、考えて行かなければならないと思います。
私自身も生徒さん方にとってベストな先生であり続けるために勉強し続けなけれと改めて思います。
頑張りますね~♪
クラビアートピアノ教室 講師 田原礼子
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