中学生でピアノをやめる子供達は、練習熱心な子の方が多い現実を乗り越える為に!
2018/03/31
まず、私のホームページのブックマーク「ピアノと勉強を両立させる方法」とお話が、だぶってしまう事をお許しください。
今、この時期にもう一度確認するとても大切な事だと思ったからです。
練習熱心な子供達がやめる?
不思議で、もったいないとは思いませんか?
でも、私の長い講師生活の中で見てきた現実なんです。
練習熱心な子は、とにかく真面目な子供達が殆どです。
小学生が中学生になると部活などで忙しく生活スタイルが全く変わってしまいます。
そんな事を知る由もない子供達は、新しい中学生活に憧れと夢を抱いて入学します。
それがいざ、中学生になって見て、小学生の頃のように練習が出来ない事に負い目を感じてしまうのが、練習熱心な子供達なのです。
それを乗り越えさせる為には、この時期の私講師の対応と ご両親のご協力が大切です。
ピアノをやめるのは、簡単です。
いつでも出来ます。
でも、練習熱心な子供達の殆どは、ピアノが好きなはずです。
にも関わらず 練習を出来ないと言う事でやめてしまった子供達は、後々必ず後悔する日が来ます。
では、ピアノを続ける素晴らしさの為に乗り越える方法を考えて見ましょう!
1:中学生になる前に、特に4月5月は今までのように練習出来ない事を教えて安心させる。
「みんな同じだからね。」と
この時期は、子供達もいろいろな新しい事を受け入れなければいけない事に戸惑っています。
日頃から練習熱心な子供達は、今までどおり練習出来ない事を悩んでいるはずです。
そのような時期に「練習しなさい」と言う言葉は、一番 酷です。
「練習しなさい」と言われる程、逆にピアノの練習が嫌になってしまう原因となります。
「中学生活に慣れてくれば、少しずつ練習出来るようになるよ」と
練習したくても出来ないお子様を、おおらかに見守りましょう。
2:練習時間の長さより効率の良い練習方法も学ぶ。
プロになる訳でなければ、練習時間の長さより効率の良い練習方法も同時に学びましょう。
1日は誰に対しても24時間です。
この時間を長く感じるか、短く感じるかは
時間の使い方が、上手になるかにかかってきます。
その時間を如何に有効に効率の良い時間の使い方が出来るようになる為にもピアノの練習方法で学ぶべきです。
3:ピアノを続ける事が出来る子供達は、同時に学校の成績も良くなる子が多い。
(2)でお話ししたように たぶん勉強も効率良く行っているのだと思います。
ピアノを効率良く行って上達する子供達は、皆さんが思っていらっしゃるのと違い
意外と音高や、音大に行く子供達が意外と少ないのです。
その理由は、ピアノの上達と共にいろいろな分野の能力が開花してしまい 私ピアノ講師としては、残念な思いを何度してきたことか!
でも、その個々の子供達の素晴らしい能力を引き出してくれた事をピアノを続けた事と
私は、勝手に思うことにし、すべての子供達を祝福しています。
どうか、いっ時の気まぐれで 後々ピアノをやめたことを後悔する子供達がひとりでも少なくなるように!
との思いを込めて 今この時期に改めてブログを書かせて頂きました。
クラビアートピアノ教室 講師 田原礼子
関連記事
-
-
コロナウィルス感染予防でお休みした生徒もピアノが上達した理由!
クラビアートピアノ教室も、ここ数ヶ月新型コロナウィルスの影響で休講やオンラインレ …
-
-
6歳半頃までのお子様の絶対音感トレーニングの為に!
絶対音感トレーニングは、6歳半頃までに行なう事と良いことがいっぱい! ですから、 …
-
-
ピアノの名器ザウターを使って発表会に向けての終盤レッスン!
7月17日の発表会に向けて最後の仕上げに私も子供達も奮闘中です。 余裕をもって暗 …
-
-
ピアノ教室にまた、新しいお友達ができました。
先週の5日からレッスンを初めた年中さんのMEちゃん! 笑顔の可愛い女の子~❤ 初 …
-
-
絶対音感はピアノ上達への魔法!
絶対音感とは? 階名のドレミファソラシドを分かる能力の事です。 絶対音感を身につ …
-
-
ピアノレッスンでの「悔し涙」の力はやっぱり凄い!
前回でのブログで、クリスマス会の練習のスイッチが、なかなか入らなかったGちゃんの …
-
-
ピアノ発表会後の次の目標
2017年第2回発表会7月17日に無事終了! 通常のレッスンにやっと戻って子供達 …
-
-
新しくピアノ教室に入会下さったご兄弟の初レッスン!
今日から、新しい姉妹のレッスンが、始まりました。 小学3年生のお姉ちゃんのSちゃ …
-
-
読譜力とピアノの上達
座間市の自宅でピアノレッスンを初めて9ヶ月少々。 お陰さまで生徒さんも順調に集ま …
-
-
年少さんと音符積み木で遊びました。
音符の階段を作ったり 同じ長さになるよう音符積み木を並べてます。 A君にとっては …