ピアノ(芸術)と豊かな人生
「豊かな人生]ってなんでしょう?
順風満帆な人生を送れる事でしょうか?
それが出来たらと良いと思うのは当たり前です。
でも、それだけで豊かな人生を送れたと言えるでしょうか?
こんな言葉があります。
宝の財 身の財 心の財が第一なり
「お金」がなければ生活ができません。
「健康な体」も大切です。
でも、一番大切な事は人としての「心」
と言う意味です。
私の人生の指針の一つです。
ピアノを含めての「芸術」と言われるものには、この心の豊かさを育む力があると思います。
どんな芸術にも「豊かな感性」がなければ人々の心には響きません。
ピアノも同じ芸術です.
ピアノを通して感性(心)を育む力は当然あると思います。
心に響くピアノのを含む芸術の上達には 練習以外にも大事な事が たくさんあると思います。
ミュージカル、演劇、バレエ、絵画、演奏会 etcを見たり聴いたり
楽しいですよね~♥
この様な楽しく色々な分野の芸術に触れる事で、すべての芸術がお互いに相乗効果でそれぞれの上達をうながす事と同時に
「心」も豊かになれるのです。
ですから、出来る限り 絵画や、演劇、演奏会(ピアノに限らず)に触れる事をどなたにもお勧めしたいと思います。
学生時代の恩師が授業の中でこう話された事を懐かしく思い出します。
「皆さんは、クラッシックを学んでいますがいろいろなジャンルの曲を聴いたり 出来る限り色々な分野の芸術に触れなさい」と!
ですから、貧乏学生時代でありながらも少ないお金をやりくりして 私は絵画を見たり、ピアノに限らず色々な分野の演奏会を聴きに行ったものです。
ある日、絵画を見に言った時です。
今でも忘れられない絵の出会いがあります。
申し訳ないことに作者を忘れてしまいましたが、その絵を見て長らく立ち尽くしてしまいました。
穏やかな海の絵だったのですが、時間までも忘れて長らく眺めていると
不思議なことに海の穏やかな波の音が自分の心の中で聴こえてきたのです。
私は、ピアノと言う芸術に関わるものですが、やはり恩師の言う言葉どうり芸術には垣根がないと思った瞬間でもありました。
その経験は、ピアノ講師としての私の財産になっています。
恩師の言葉は、年を重ねるに連れ 心に響き ますますその大切が少しずつわかるようなった気がします。
更にここで、私はピアノ講師ですのでロマン派と言われるピアノ曲に絡めてのお話しをさせて頂きたいと思います。
ロマン派と言われる時代に初めて現代のピアノを確立出来ました。
そのおかげで、色々な演奏方法が駆使出来るようになった時代でもありました。。
その分、今まで出来なかった新しいテクニックとペダルによる操作により過去の演奏以上の美しい演奏を駆使出来るようになりました。
進化を遂げたピアノは、同時にペダルの進化もありました。
過去のピアノに比べ、ペダルによる色々な操作が出来るようになった事で表現の幅が広がりました。
ですから、ロマン派といわれる時代の有名な曲を同時代に描かれた絵画と密接な関係にあることを知ることは大事な事なのです。
ロマン派と呼ばれる時代には、有名な「月の光」を作曲したドビュッシーやラベルやサティ等著名な作曲家を排出しました。
そして、同時代に生きた著名な画家と作曲家には密接な関係があります。
ゴッホ、ルノアール、モネ、ドガ、シャガール数々の偉大な画家を排出した時代でもありました。
どなたが描いた絵の中にも、美しく華やかな色使い その奥に潜む光と影や時の流れ
この絵画の思いをピアノの音色に変えて行く楽しさがあります。
だからこそ ロマン派に限らず
いろいろなピアノを始めとする芸術を楽しみながら触れることによって それぞれの芸術の繋がりや見方、聴き方が
より良くかわって行く事は間違いありません。
ピアノに限って言わせて頂ければ、1ランク上の聴き方が出来るようになると言うことです。
同じ会場で同じ演奏を聴く人々の中でです。
プロになるわけでないにしても、色々なものを見聴きすることでご自分自身も磨かれていくのです。
このような事が「豊かな人生」を歩めるというひとつの事例であると私は考えます。
クラビアートピアノ教室 講師 田原礼子
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