お子様が美しく柔らかい音色でピアノを弾くための4つの方法!
ももちゃんの今年の発表会の曲は表情豊かに柔らかい音色で弾かなければなりません。
おまけにペダリングも結構難しいんですが、ペダルも始めて使用します。
でも、あえてこの曲を選びました。
どうしてですかって?
クラビアートピアノ教室の目指す「美しい音を楽しめる」ようになる為に、そろそろ一番良い時期だと考えたからです。
芯のあるしっかりした音が出せるようにならなければ「柔らかい音色」は出せません。
そういうと不思議?
と思われる方が多いのではないでしょうか?
初心者が「柔らかい音色」を出そうとすると鍵盤の底までしっかり打鍵せず、打鍵を底まで行く前に鍵盤を上げてしまいがちです。
これでは「柔らかい音色」ではなく、音がこもって美しい音を響かせる事は絶対に出来ません。
ですから、まだ指の弱いピアノ初心者のお子様方ではこの音色を出せるようになる為に芯のあるしっかりした音をだせるようなレッスンや練習がとても大切なんです。
さあ、ここからです。
ももちゃんは、ようやく気をつければ「芯のある音」を出せるようになってきました。
ですから、「芯のある音」で弾くことのの大事さを今わかってもらえるチャンスだと思い選曲しました。
長い期間ピアノを習われてかなり上手に弾かれるようになったある程度の年齢の生徒さんでしたら、自分自身で感じる感情移入やペダルの高度な操作などでいろいろな「柔らかい音色」をつくり上げることができます。
ただやっとペダルを踏めるようになった殆どのお子様方にそこまで求めるのは酷ですし、一番大事な美しい音を楽しむどころではなくなってしまいます。
そこでお子様でも美しい柔らかい音色をだせる4つの方法を教えます。
1:正しい指と手の形に気をつけて芯のあるしっかりとした音をだす練習をすることでバランスの良い粒の揃った音をだせるようにする。
2:正しい姿勢と上体の動きを利用する。
3:正しいペダルの踏み方をしっかり指導する。
4:打鍵(ピアノの鍵盤を叩く)の速さの使い方をマスターさせる。
ピアノ指導者は、以上4つの事を心掛けてレッスンを行なう事が大切だと思います。
この4つのポイントをマスターさせる事が出来ればどのお子様も「美しく柔らかい音色」を奏でることが出来ることでしょう!
ももちゃん 頑張りましょうね~♥
クラビアートピアノ教室 講師 田原礼子
関連記事
-
-
でも安心して下さい!(誰にでもピアノ曲が仕上がったように感じた時に大きな落とし穴があります。)
先生この曲発表会までに間に合わないかもしれない! 社会人のAさんは、レッスンが始 …
-
-
ピアノレッスンでウィンナーワルツとワルツの違いを!
ピアノ発表会でRちゃんは、ウィンナーワルツを演奏する事になりました。 何曲かチョ …
-
-
幼いこども達とのレッスングッズ あれや〜これ!
今日はこども達と一緒に使っている レッスングッズをご紹介したいと思います。 私な …
-
-
アルペジオをピアノで美しく弾くために
昨年の秋に入会して下さった主婦のYさんは何事に対しても一生懸命。 チャレンジ精神 …
-
-
ピアノ曲の速いパッセージを楽に弾けるようになる為に!
ピアノで速いパッセージを美しく弾く姿に憧れを抱いているこども達多いですよね! そ …
-
-
ピアノ演奏の上達に繋がるCDの聴き方
CD 現代に於いては皆さんが大好きな曲を気軽に聴ける無くてはならないものですね。 …
-
-
ピアノが上手になる近道は正しい指使いも大切です!
7月に入会下さったTさんは、イケメンの社会人の男性! Tさんご自身の弾きたい曲を …
-
-
ピアノ演奏の為の呼吸法
ピアノの演奏に呼法? な~んて不思議に思う方いらっしゃいませんか? …
-
-
ピアノ演奏の為の靴選びが大事な理由
今日は娘の演奏会用の靴を購入の為久しぶりに親子水入らずでお買い物をしてきました。 …
-
-
ピアノでクラシック音楽を!
なぜ、ピアノをクラシック音楽から始めると思った事ありませんか? クラシック音楽は …
- PREV
- 速いパッセージをピアノで美しく弾くために
- NEXT
- 平成28年座間市大凧まつり