子供達がピアノを美しい音で弾く為のレッスン方法!
殆どの幼いお子様は達は、まだ指の力が弱く柔らかい為
鍵盤を指を振り上げて叩いたり、手首を動かす事での反動を使って弾きたがります。
これでは、音が割れてしまって美しい音で弾くことは出来ません。
ただし、講師は年齢やお子様ひとり一人の指の強さを見極めてレッスン行わなければ、子供達の手と指を痛めてしまいますので気を付けなければいけません
美しい音で弾けるようになる為のレッスン方法
1.ピアノの鍵盤に指を置いたまま、鍵盤の底までを叩く事を意識させて練習をする。
鍵盤の底は、どのピアノも決まっていますよね!
でも意識の上では、鍵盤の底の1cm以上を曲の強弱によって変えていく事が、美しい音で演奏出来る事の入り口です。
この事は、まだ指の弱いお子様にとっては、大変な事です。
最初は、音も小さくしかでない子が殆どだと思います。
しかし、この弾き方をマスターしなければ美しい音を出せるようにはなりません。
2:できるだけ正しい手と指の形で弾くことを意識させる。
手首は上がりすぎても下がってもいけません。
親指は、第二関節 人差し指から小指までは、手の甲の関節を出します。
この事を簡単に確認出来る方法があります。
腕をまっすぐぶらっとさせてた状態を崩さず鍵盤に手をに乗せてみてください。
きちんと出来れば一番良い手の形になります。
是非、試してみてください。
3:どんな曲も最初はすべて同じ音量の大きな音で弾く。
人間の手は。薬指と小指は誰でも弱いはずです。
理由は、他の指は一本ずつに神経がありますが薬指と小指は一緒で一本の神経なのです。
ですから、ピアノを美しい粒の揃った音を弾く為には、薬指と小指を独立させる訓練がどうしても必要です。
特に、薬指と小指はアクセント(その音だけ強く)を付ける位で練習をすることです。
こういう練習をすることで、近い将来速い曲を綺麗に弾けるようになります。
逆にこの練習を怠ると音の粒が揃わなくなるのは、当たり前!
音が抜けてしまったり転んだり速いパッセージを美しく弾くことが出来なくなる原因となります。
4;良い姿勢で弾く。
良い姿勢は将来のより良い演奏を行なう為基本となります。
体の使い方ひとつで更なる音色の変化や、幅広い表現力に関わってきます。
高度な演奏を行なうにつれ まだまだ美しい音の出す方法がありますが、とりあえずお子様達が美しい音を出せるようになる為の基本をお話させて頂きました。
すべてのピアノを弾かれるお子様達の為の手助けになれたらと思います。
クラビアートピアノ教室 講師 田原礼子
関連記事
-
ピアノを美しく奏でるための「レガート奏法」をマスターしましょう!
レガートとは、なめらかに繋げて弾くという意味です。 スラーと言う記号でかかれてい …
-
ブラインドタッチを習得すると、どんどんピアノが上達します。
「ブラインドタッチ」とは、楽譜を目で追いながら鍵盤を見ないで弾く事です。 ピアノ …
-
ピアノが上手になる近道は正しい指使いも大切です!
7月に入会下さったTさんは、イケメンの社会人の男性! Tさんご自身の弾きたい曲を …
-
ピアノのトリルについて
ピアノの楽譜には「トリルと装飾音」を違った記号で区別して書かれていますが、実は「 …
-
アルペジオをピアノで美しく弾くために
昨年の秋に入会して下さった主婦のYさんは何事に対しても一生懸命。 チャレンジ精神 …
-
ピアノでクラシック音楽を!
なぜ、ピアノをクラシック音楽から始めると思った事ありませんか? クラシック音楽は …
-
速いパッセージをピアノで美しく弾くために
ピアノを始めて2年あまりのAちゃんは、とても小柄な女の子。 とても頑張り屋さん …
-
ピアノ発表会出演を嫌がる生徒さんへ!
今年の4月から入会下さった姉妹がいらっしゃいます。 お二人ともピアノ経験者! し …
-
ピアノと絶対音感
6歳半頃までに行なう絶対音感訓練のメリットを、私のホームページのトップページに書 …
-
ブラインドタッチでピアノを弾ける為のレッスン方法
まず、ブラインドタッチのレッスン方法の前に余談をさせて下さい。 社会人のMさん …