テクニックを付ける為のピアノの練習
2016/03/08
今日は、幼児のピアノレッスンと切り分けてのお話しをさせて頂きたいと思います。
まず、幼いお子様がピアノを初める場合幼児から使用できる教材で「しっかりとした読譜力」と出来るだけ早く絶対音感トレーニングを行い「絶対音感」を付ける事をお勧めします。
その事をマスターしてからが、本当の意味での演奏力の上達に繋がる練習がはじまります。
「本格的なテクニック」を付ける為の練習方法です。
1:ハノンピアノ教本等でピアノでの指ならしをします。
ハノンピアノ教本は、よく使われます。
どの指もしっかりしたタッチで弾く事で常に音の粒が揃った演奏が出来るようになる為の練習曲です。
特に、ハノンピアノ教本の特徴は初期の段階では、特に指の強さを揃える為にレガート(なめらかに繋げて弾く)で弾くことはもちろんの事、スタッカート(音をきる)、リズムを変えて弾くことを行います、
それが、出来るようになってハ長調からすべての調の音階練習やアルペジオ、3度、オクターブなどの重音のスケールなどを行います。
更に徐々に早く弾けるようにしていきます。
2:次に練習曲(エチュード)を弾きましょう。
音色や表現を確認しながら毎日この様な練習を行なう事で「テクニックが付き演奏力の上達」に繋がります。
皆さんが大好きな曲を自由に弾くことが出来るよう頑張りましょうね!
クラビアートピアノ教室 講師 田原礼子
関連記事
-
-
小さなお子様は、補助台(足台)を使ってピアノを弾く事が大切な理由
小さなお子様は、ピアノの椅子に座って床に足がつかず、 そのままですと当然足はブラ …
-
-
ピアノで速いパッセージを美しく弾ける為の練習方法!
殆どの子供達の憧れは、速い曲を弾けるようになる事! 長い講師歴の中で、モーツァル …
-
-
もうすぐワインパーテイ~ピアノ演奏が間に合わないのではと心配されるお忙しい社会人のMさんにコード奏法指導で対応
浮かない顔でレッスンにおいでになった社会人のMさんお忙しくてなかなか練習できない …
-
-
子供達のピアノの上達に必要な3つ練習方法
好きな曲を弾きたい! でも、練習曲を弾くのは嫌! と思う子供達が多いですよね~ …
-
-
速いパッセージをピアノで美しく弾くために
ピアノを始めて2年あまりのAちゃんは、とても小柄な女の子。 とても頑張り屋さん …
-
-
ピアノのペダルを踏まないでどうやって同じように響かせるの?
3歳から社会人になった今も教室に通って下さるSさんは、現在ショパンの曲をレッスン …
-
-
でも安心して下さい!(誰にでもピアノ曲が仕上がったように感じた時に大きな落とし穴があります。)
先生この曲発表会までに間に合わないかもしれない! 社会人のAさんは、レッスンが始 …
-
-
ピアノで幼児期に絶対音感をつけるとメリットがいっぱい!
絶対音感とは、聞こえてきた音を(私達日本人が「あいうえお」を聞くのと同じくらい自 …
-
-
ピアノ発表会出演を嫌がる生徒さんへ!
今年の4月から入会下さった姉妹がいらっしゃいます。 お二人ともピアノ経験者! し …
-
-
ピアノレッスンでウィンナーワルツとワルツの違いを!
ピアノ発表会でRちゃんは、ウィンナーワルツを演奏する事になりました。 何曲かチョ …








