楽譜を本を読んでいるようにすらすら読めるようになるとピアノはもっと楽しくなります!
2016/02/06
本を楽しく読む為には、正しく文字を読めることが必要です。
同じようにピアノを楽しく弾く為には、楽譜に書かれている音符を正しく読めることが大事です。
5本の線の上に書かれているのは、[音符」という不思議な記号やたくさんの丸の行列。
何が何だか分からなければ、楽しくないばかりか嫌にもなってしまいますよね。
本を読んで楽しいと思えるのは文字を介してそのストーリー楽しめるからです。
ですから音符が読めるようになると、作曲家のストーリーも想像でき楽しめるようになります。
では、音符が正しくすらすら読めるようになる為にはどうしたら良いでしょう?
以下の習慣を身につけることが大事です!
1:毎日音符を繰り返し読む。
ピアノの上手な子は、とにかく短い時間でも毎日練習をしています。
極端な話。毎日10分の練習とレッスンの前日に60分の練習全く同じ60分ですが、毎日10分の練習の方が演奏力と共に読譜力が付きます。
毎日練習すると言う事は、同時に毎日音符を読んでいるということです。
皆さんは文字をどのようにして覚えましたか?
どなたも、読んだり書いたりを繰返した-のではありませんか?
思い出して下さい。
この文章を読んで下さっている皆さんも始めから文字を読んだり、書いたり出来たわけではありませんよね。
どんな事も、日にちを空ければ空けるほど忘れてしまいます。
ですからしっかり文字が読めるようになったのは、毎日の繰り返しで授かった能力なんです。
文字が読めるようになって始めて本を読むことが楽しくなったはずです。。
ですから、音符をしっかり読めるようになる近道は毎日繰り返し楽譜を読むことです。
同時に文字を覚え本を楽しく読めるようになるのと同じように、音符を覚えると演奏することが楽しくなるのは、当然なんです。
2;自分でも分からない事を調べる。
学校の授業で先生に一生懸命教えて頂いても、なかなか全てをその場で覚える事は、難しいですよね。
ですから学生の頃、先生方に「予習」「復讐」をしなさいと口がすっぱくなるほど言われましたね。
もちろんその事は、正しいし間違いないことと思います。
ですが、勉強してきた中で一番忘れない事って辞書などで苦労して自分で調べた事ではありませんか?
音符(音楽)の勉強も同じです。
先生からの一方通行の指導だけでなく自分から率先して調べることは、読譜力を付ける大きな力となることは間違いありません。
3:丁寧に音符を読む
まず、曲を弾く前に一番最初に書かれている「何分の何拍子」#(シャープ)や♭(フラット)を見て何調かを必ず確認することが大事です。
次にようやくメロディーを弾き始めます。
ここで始めて弾く曲は、音符の一つ一つを丁寧に確認しながら弾く習慣を付けることが特に大事になってきます。
「ドレミ」などの階名とよばれる音符、f(フォルテ)p(ピアノ)などの強弱記号、スタッカート、スラー、などたくさんの決まり事があります。
こうお話しするとこれら全てを覚える事は、一見凄く大変のような気がしてしまいますよね。
音符なんて難しい・・・
な~んて決めつけないで下さいね。
音符を丁寧に繰り返し毎日読んでいけば誰もが文字を当たり前に読めるのと同じように音符もすらすら読めるようになるのです。
皆さん 頑張りましょうね!
クラビアートピアノ教室 講師 田原礼子
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