ピアノの上達には正しい筋肉の付け方も大切です。
2019/01/22
ピアノに筋肉?
スポーツなどのトレーニングじゃないのに?
な〜んて 思われる方もいらっしゃるかと思います。
素敵なドレスをまとって演奏なさる女性ピアニストの姿を思い浮かべると余計に不思議に思われるのでは?
でも、以前私のブログでお話しさせて頂いたように女性ピアニストの握力は40kg〜50kgあるのです。
この事を知れば、当然筋肉をつけることの大切さが誰にでもお分かりなると思います。
ですから、ピアノのレッスンや練習をする時 正しい筋肉を使う事を意識しなければならないのです。
少し演奏しただけで手が疲れる、痛い!
などと思われる殆んどの方は、間違った場所に負担をかけて弾いているのです。
演奏する曲が難しくなるばなる程 曲は長くなっていきます。
このような状態で弾き続けている事をそのままにしていると後々大変なことになってしまいます。
できるだけ早く正しい筋肉を使った演奏方法を指導し、その方法で練習しなければ
大げさでなくピアノを弾く上での生命に関わって来ると言うことを私は危惧します。
間違った力の使い方をしていれば
いずれ、ピアノを演奏する為に大切な腕や手指を痛めてしまい思い通りに練習する事ができなくなる可能性が高いのです。
人間の体は正しい筋肉を使っていてもピアノに限らず酷使すれば痛めるまでは行かないとしても何らかの負担がかかります。
どのような分野であれ負担を最小限に軽減出来る事で 初めて自身の最大の力発揮出来るものです。
疲れる原因の大半は手指や腕の正しい筋肉の使い方が出来ていない事が原因なのです。
それでは、正しい手指、腕の使い方を考えで見ましょう!
まず、右手(左手でも構いません)を鍵盤から離した状態で指を動かしてみます。
指を動かしている手の手首、腕を反対の手しっかり触ってみます。
その時に手首に力が入っている方、これはいけません。
力んで弾いて音を出していますから、当然疲れますし、おまけに音まで汚くて聴こえてしまいます。
しっかりしたタッチで弾くという事と力任せに強い音を出すとは全く違うものだという事を知って欲しいと思います。
そこで、鍵盤を離したままの状態で肘から下の腕を反対の手でしっかり握って指を動かして見ます。
その時、動かした指事に違った場所の筋肉が動いている事を確認して頂きたいと思います。
その事が分かった時、そのままの状態でピアノを弾いてみて以前より楽に感じられたらそこが演奏する上での良いポイントです。
そのポイントを常に忘れず使う事を意識して練習すれば無駄な力を使わず演奏出来るようになるはずです。
また、もう一つ手にもついて欲しい筋肉があります。
この場所も、お写真を載せて見ますのでご覧下さい。
この赤くこ囲んだ場所です。
弱い薬指と小指が独立してしっかりした音を出せるようになると付く筋肉です。
とりあえず、演奏する度に疲れる 痛いはこれでだいぶ解消すると思います。
実は、美しい演奏をする為にはこれだけでは十分ではありません。
まだまだ全身の筋肉の中にも必要な部分がありますし、脱力をさせる演奏方法もあります。
今回はとりあえず基本的な筋肉の使い方を説明させて頂きました。
ピアノの演奏に必要な脱力については、後日またブログにてお話しさせて頂きたいと思います。
その際はピアノを愛する皆様に、またブログをご覧頂けたら幸せです。
クラビアートピアノ教室 講師 田原礼子
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