出来るだけ早く上手に弾けるようになる為のピアノ練習方法
このタイトルをご覧になったと時みなさんの殆どは、
「そんな理由簡単よ~練習をたくさんすればよいのでしょう」
な~んて思つていませんか?
もちろんたくさん練習出来るに越した事はありませんよ〜
でも、何も考えずただ長時間の練習では、その時間に見合った上達がないんです。
そんな練習時間もったいないと思いませんか?
ただでさえ、ゆとり教育時代の反動で昨今のこども達は忙しい!
ですから、効率の良い時間の使い方を覚える事がピアノに限らず大切と思いませんか?
では、どうしたら良いのでしょう?
気になりますよね〜
私はピアノ講師ですから、ピアノの練習方法でお話しさせて頂きますね!
私のピアノ教室では、入会されたこども達にはまず、音符を早く読める事とブランドタッチを習得出来る事に力を入れています。
これが、出来るようになる事がピアノの上達の基本と私は思いますので〜
ですから
a:音符カードを使ってタイムトライアル(4オクターブ程の音符を1分以内で読めるように)
b:手を見ないで楽譜だけ見て弾けるブランドタッチ
その事が出来るようにしてあげると
初鍵(初めての曲でもすぐに弾けること)で弾ける事の基本をみにつけられます。
そこでここからが本当の意味での曲を仕上げる事のお話しになります。
練習をしていくとどんな曲でも、誰もが弾きやすい部分と弾きにくい部分が必ず出てきます。
そこで、そのような時の練習方法がとても大切になるんです。
それでは、早く上手になる為の練習方法
1:初めての曲は、どんなに速い曲でも大きな音でゆつくり練習する事
2:まず、こども達は弾けるようになったところをたくさん弾きたがりますが、ここでガマン!
そして、弾きにくい部分をたくさん練習する事!
3:最初から最後までの練習は、極端に言えば最後の1回くらいでも十分です。
4:速い曲を速く弾けるようになつて安心してしまつてはダメ!
こども達の殆どがおち入りやすい事は、曲が仕上がったと勘違いする事!
5:一見上手になつたような時が要注意/
必ずしばらくするとリズムが崩れたり、音が抜けたりするようになります。
6:一回崩れた演奏を上手に乗り越える方法
もう一度ゆつくり大きな音で練習し直す!
更に付点などのリズムを変えての練習もお勧めです。
すると今まで一番上手だったと勘違いしていた時の10倍以上に上達しますよ〜
このように何回も最初から最後までの練習をするのではなく、今の自分の曲の苦手な部分を知り部分練習をする事で思ったより短時間で上達します。
この方法は、ピアノに限らず学校のお勉強にも役立つ事間違いなしです。
弾きやすいところを弾く事は楽しいと思います。
でも、これではいつまで経っても曲が仕上がりませんし苦手な部分を克服できません。
でも、上記のような練習が出来るようになるとドンドンピアノが上達しますので、本当の意味でピアノを弾く事が楽しくなるはずです。
ですから、効率の良い練習方法を覚え行う事が大切なんです。
ピアノの上達には、頑張り方を間違えない事!
時にはガマンの練習も必要と言う事です。
クラビアートピアノ教室 講師 田原礼子
関連記事
-
-
ブラインドタッチを習得すると、どんどんピアノが上達します。
「ブラインドタッチ」とは、楽譜を目で追いながら鍵盤を見ないで弾く事です。 ピアノ …
-
-
ブラインドタッチでピアノを弾ける為のレッスン方法
まず、ブラインドタッチのレッスン方法の前に余談をさせて下さい。 社会人のMさん …
-
-
楽しみながらすべての音符を1分以内で読めるようにする方法
1分以内で? そんな事無理でしょ!と思われる方多くありませんか? こども達の殆 …
-
-
ピアノでクラシック音楽を!
なぜ、ピアノをクラシック音楽から始めると思った事ありませんか? クラシック音楽は …
-
-
練習をしない生徒に取り入れたいレッスン
ピアノを習いに入会される生徒さんは、皆さんが初めてと言う方ばかりではありません。 …
-
-
もっと美しくピアノの音をだす6つの方法を教えます。
~前書き~ ピアノは誰でも気軽に楽しめる素晴らしい楽器 「ピアノの音は素敵だな」 …
-
-
絶対音感は、聴く力=弾く力の源
絶対音感は天才だけが身に付くものではなく、6歳半頃までに行なう訓練によって殆どの …
-
-
小さなお子様は、補助台(足台)を使ってピアノを弾く事が大切な理由
小さなお子様は、ピアノの椅子に座って床に足がつかず、 そのままですと当然足はブラ …
-
-
ピアノの上達を出来るだけ早くする為のレッスン方法!
「そんなうまい話があるはずがない」と思われる方たくさんいらっしゃって当然だと思い …
-
-
冬休みのピアノ練習楽しくやろうね!
もうすぐ、こども達にとつて嬉しい冬休みがやってきますね〜🎶 でも、不思議? 学校 …
- PREV
- 連休明けのピアノレッスン!
- NEXT
- ピアノのイタズラ弾きを叱らないで!