学友M氏の制作したピアノと調律の素晴らしさ!
先月、M氏にピアノの調律といろいろなメンテナスを行って頂きました。
さすが、ピアノの制作から関わる事が出来るM氏
ここに、彼の制作したピアノの写真を載せさせていただきますね!
素晴らしいでしょ!
ピアノを知り尽くした上での調律には、毎回驚かされます。
特に良いピアノ程,,彼の調律の素晴らしさは言葉で表せません。
調律後の我が家の「ザウター」を弾いてみると、素晴らしい音になっているのは当たり前!
調律が終わると必ず指弾をさせて頂きます。
が!
その指弾をさせて頂くと
正確さは、当たり前!
とても繊細な弾き方をしないと音色に微妙な変化を生じてしまうのです。
調律したばかりのピアノの音色は、なんとも言えない美しさに仕上げて下さいます。
毎回私はとても楽しみな反面、正直調律仕立てのピアノには触れる怖さがあります。
しばらくは、弾き込んでからでないと生徒さんのレッスンには使えません。
それほど素晴らしい調律をして下さいます。
もちろんピアノに関しては、常に勉強を怠らずとても自分自身にも厳しい方ですが
普段の彼は、とても穏やかで茶目っ気のある方です。
以前、ペダルの調整をわざと難しい踏み方(0・1m)の差でも音色が変わってしまうようにイタズラされました。
ピアニストの中でも数少ないペダル操作が出来る方の調整だと思います。
私自身もこの状態では恐ろしくてペダルを踏めませんし、生徒たちには絶対に無理ですのでペダルの調整は普通の状態に戻して頂きました。
でも、彼の本当の気持は常に私に「高度な調律」をしてくださることで高度な演奏とはこういう調律をしたピアノを弾きこなせることだと教えてくれているのです。
調律についてはもちろん、調律以外のいろいろな事をM氏にお会いする度に教えられます。
Mさん~♥
いつも本当に有難うございます。
これからも良いお付き合いをさせてください。
よろしくお願いいたします。
クラビアートピアノ教室 講師 田原礼子
関連記事
-
-
最初にピアノ曲「ノクターン」を作曲したのは、誰でしょう?
ノクターンと言えば「ショパン」と思われる方多いのではありませんか? でも初めてノ …
-
-
〜アップライトピアノの可能性を探る〜コンサート(その3)
今日は、ちょっと専門的なお話になつてしまいますので、つまらないかもしれません。 …
-
-
ピアニスト内田光子さんグラミー賞受賞 おめでとうございます!
ピアニスト内田光子さんがの参加作品が、米音楽業界最高の栄誉とされる クラッシック …
-
-
音楽好きのお医者様の医学的な観点から見た ピアノの名曲を残した作曲家たちのお話し
私は、大学病院の救急救命医を経て精神科医になられた音楽好きのお医者様の知り合いが …
-
-
ハイドン作曲 本当にびっくり! ピアノ曲 「びっくりシンフォニー」とは?
元々は、交響曲第94番 第2楽章をニックネームで「驚愕」「びっくり」と言われてき …
-
-
3月31日にピアノ講座「ピアノ制作とピアニスト、ピアニストの考えるピアノ」を東京赤坂で聴講してきます。
実は、講義を行って下さるのは、音楽学校当時の学友です。 ピアニストは、私自身や私 …
-
-
ピアノを習うお子様には、たくさんのメリットがあります。
たくさんのお稽古事の中でもピアノを習う事には、色々なメリットがある事をご存知です …
-
-
ピアノでバッハとベートーヴェンを弾いて学ぶ事が、とても重要な理由
ベートーヴェンは次元が違う偉大な作曲家です。 ブラームスもシューベ …
-
-
ピアノ協奏曲には、欠かせないオーケストラ小話
1600年頃のイタリアでは古代ギリシャの劇の再現の場内で演奏する場所の事をギリシ …
-
-
ベヒシュタインさんが作ったピアノ!
ベヒシュタインさんなんて軽く呼んでしまいました! すみません! 世界三大ピアノの …







