音楽好きのお医者様の医学的な観点から見た ピアノの名曲を残した作曲家たちのお話し
2017/01/19
私は、大学病院の救急救命医を経て精神科医になられた音楽好きのお医者様の知り合いがいます。
お会いする度に音楽のことで会話がはずみます。
私はピアノの演奏のtテクニックなどの話。
また、作曲家等についてのお話しに花がさきます。
でも、先生からのお話しは医学的な観点から見た作曲家の裏話を教えて下さりとても参考になります。
なぜなら、通常の音楽を学ぶ環境では知れえない違った角度からの新しい発見があるからです。
お医者様ですので、作曲家の病からのお話しは特に興味をそそります。
ウィリアム・テルを作曲したロッシーニは美食家で糖尿病だった事をご存知の方は多いと思います。
ちょっと私はびっくりしたのが、バッハも糖尿病を患っていて目も見えづらくなり、3回も脳梗塞で倒れたようです。
また、ハイドンは、鼻にポリープがありそんなストレスを抱えながら素晴らしい作曲をし続けたようです。
このようにお医者様ならでは知りうるお話しを聞けるのがとても楽しいひと時となっています。
現在は精神科医としてのお仕事をされていますので、特に作曲家の精神面からのお話しには興味深いものがたくさんあります。
美しい曲をたくさん残した作曲家達を曲と同じように美化されるのは当たり前でありますし、そうも思いたいですよね。
でも皆さんの夢を壊してしまいそうで申し訳ありませんが、現実はかなり違っていたようです。
バッハやハイドンのように比較的人間性も尊敬出来る方もいらっしゃいますが・・・
精神科医の観点から見ると偉大な作曲家から生まれた素晴らしい曲の殆どは、「情緒不安定」の精神状態の中から作られたと言うお医者様が多いようです。
すべての作曲家についてのお話しはブログに書ききれないので、私の独断でチョイスした方々でお話しを進める事をお許し下さいね。
まず、ベートーヴェンですがワイン飲み過ぎで鉛中毒になり難聴になったようだと言うお話しは、以前私のブログで既にお話しずみですがもう一つ「情緒不安定」の原因にもなったかもしれないとの事です。
モーツァルトは、「アマデウス」と言う映画をご覧になった方々はご存知のとうり破天荒な行動(実際は、それ以上の行動だったようでびっくり)で有名ですよね。 彼は「サバン症候群」を生まれながら患って破天荒な行動とひきかえにに素晴らしい作曲が出来る能力を与えられました。
特にシューマンの生涯は、殆ど精神病に患わされながら素晴らしい作曲を行っています。
精神病と闘いながら、これ以上の「情緒不安定」の中での作曲をされた方は、私が知る限りいません。
うつ病の中で結婚もされ、子供にも恵まれたくさんの有名な曲を残しました。
一方、精神状態はますますひどくなりライン川に身を投じる自殺未遂までおこしました。
この頃はもう幻聴や幻覚まで引き起こしていましたが、そんな状況の中で彼の最後の作曲である「天使の主題による変奏曲」が生まれたんです。
このような状況の中で後世に名を残す作曲が出来る能力が人間には、あるのですね・・・というよりそうでなければ、どうやら素晴らしい作曲はできないようです。
ショパンも精神病までも行かないまでも、かなり神経質でしたのでやはり「情緒不安定」な人物だったようですね。
こんな話があります。
ショパンの曲をを聴いた女性にその曲の感想を聞きました。
女性は、心からの褒め言葉として「美しく素敵な曲です。」と答えました。
するとショパンは、激昂したそうです。
通常の感覚では、なぜ怒らなければいけないのかわかりませんよね。
何と答えればショパンは、満足したのでしょうね?
まだまだ作曲家のお話しをしたいのですが長くなりますので、今日はこのぐらいで中断させて下さい。
何はともあれお医者様の言う通り私が知っている人物像と重なり合う部分が多いのです。
確かに「情緒不安定説」は、お医者様の言う通りのようですね!
皆さんはどう思われますか?
今日は、とりとめのないお話しとなってしまいましたが、少しでも興味をお持ちになり楽しんで頂けたら幸せです。
クラビアートピアノ教室 講師 田原礼子
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