コーヒー好きだった大作曲家バッハ
2016/01/16
バッハはかなりお酒に強い方だったそうです。
酔いざましの意味あったのかもしれませんが、コーヒーが大好きだったようです。
トルコから伝わったばかりのコーヒーは、17世紀バッハが活躍中のドイツで大流行。
そこで父と娘のコーヒー讃歌として、コミカルなまるでミュージカルのようなバッハ作曲、通称「コーヒー・カンタータ」が生まれました。
歌詞を書いたのは、詩人ビカンダーです。
言う事を聞かない娘への父の嘆きを表した曲が「コーヒーカンタータ」です。
現在、当たり前に誰もが楽しめるコーヒーですが当時は女性禁制の風潮があったようです。
「千のキスより甘く、マスカットのワインよりやわらかなコーヒーなしじゃ、とてもやっていけない」と今様な娘が言うと、頑固な父親は「コーヒーをやめること。諦めないなら、結婚もさせない」
娘がコーヒーを飲むことを許されるまでの親子のやり取りを実にユーモラスに描かれています。
あなたも、一度は、「コーヒーカンタータ」をお聴きになってから、コーヒーを味わってみては、いかがですか?
コーヒーの味わいが少し変わるかもしれませんよ!
クラビアートピアノ教室 講師 田原礼子
関連記事
-
-
ピアノでクラシック音楽を!
なぜ、ピアノをクラシック音楽から始めると思った事ありませんか? クラシック音楽は …
-
-
ピアノ 講師と「音楽の母」ヘンデル
私が、ヘンデルとの印象的な出会いは、高校合唱部のコンクール課題曲でした。 ハーレ …
-
-
ハンデがあってもピアノは弾ける!
ヘルシンキ在住の左手のピアニスト舘野泉さんをご存知ですか? &nb …
-
-
アップライトピアノの可能性を探るコンサート!その2
9月1日汐留ベヒシュタイン社で行われた タイトル 「アップライトピアノの可能性〜 …
-
-
ピアノと暗譜
暗譜とは楽譜を見ないで演奏する事です。 クラビアートピアノ教室のホームページの中 …
-
-
ピアノを弾く理想的な指に近づける為に!
ピアノを弾く上で理想的な指とはどんな指でしょう? 殆どの方は、指が長いと良いと思 …
-
-
ピアニスト内田光子さんグラミー賞受賞 おめでとうございます!
ピアニスト内田光子さんがの参加作品が、米音楽業界最高の栄誉とされる クラッシック …
-
-
ピアノ協奏曲には、欠かせないオーケストラ小話
1600年頃のイタリアでは古代ギリシャの劇の再現の場内で演奏する場所の事をギリシ …
-
-
ドイツ ベヒシュタイン社の専属ピアニストだった田村美和先生と学友ピアノ製作者M氏の語るピアノとは?
東京赤坂のユーロピアノ社での講習会 18年前に学友のピアノ製作者M氏の紹介でお会 …
-
-
鍵盤数が通常より多いピアノをご存知ですか?
世界三大名器ベーゼンドルファーには、鍵盤数が94鍵と97鍵ある「インペリアル」と …
- PREV
- ピアノ講師のいづみ自治会新年会
- NEXT
- ピアノを習うお子様には、たくさんのメリットがあります。








