バロック時代の巨匠 「バッハ」
2015/12/27
~前書き~
皆さん、音楽の授業の教科書で写真を見てバッハという名前ぐらいは、記憶に残っている方が多いのではないでしょうか?
でも、何故教科書の写真はいかめしくて怖そうなものばかりなんでしょうね。
実は、バッハは、子だくさんのとても優しいパパだったのですよ!
自分の子供達の為に作曲した曲がたくさんあるんです。
教科書のあんな怖そうな写真を見せられたら想像できないですよね。
バッハの時代には現在のようなピアノという楽器はまだありませんでした。
教会でよく見かけるパイプオルガンと現在のピアノの原点とも言えるチェンバロという楽器が主流でした。
チェンバロという楽器とピアノの違い
1つ目:レガート奏法(1音1音を滑らかにつなげて弾く事)が出来ません。
音を文章だけでは表現出来ないのが残念ですが、あえて言うとしたらシャンシャンシャンというような現代のピアノとはかなり違う音です。
2つ目:クレッシェンド(1音1音ずつだんだん音を大きくしていく事)が出来ません。
ではどのようにしてクレッシェンドしたと思いますか?
鍵盤の左側に車のシフトのようなものがありそれを動かしながら行っていました。
ですから当時のクレッシェンドとは、テラス式といっって階段を登るように、いくつかの音をまとめながら弾いていました。
速い曲の演奏は、もう一人の方が車のシフトのようなものを動かしていたそうです。
面白いでしょ!
現代のピアノで「バッハ」のバロック時代の演奏を楽しく再現するには?
あまり詳しく説明させて頂くと、とても長くなってしまいますのでサラッとお話させて頂きますね。
通常バッハの曲は、インベンション、シンフォニア等から始めます。
バロック時代以降の曲はメロディーと伴奏があるとすると、
バッハの曲は2つや3つの種類の音を2本の手で合唱曲のように演奏します。
ですから、バロック時代以降の曲に比べて華やかに聴こえてこない割に演奏が難しい為、間違えた指導をしてしまうと好きになれない生徒さんになってしまいがちです。
実は正しい決まり事を知ることから始め、その決まり事を守りながら自由に演奏できるようになると、とても楽しく弾ける曲なんですよ!
日本の楽譜の殆どがスラー(滑らかにつなげて弾く記号)とかスタッカート(音を切って弾く記号)など音楽記号がたくさん書いてあります。
私の個人的な気持ちとしては、記号が多すぎると思います。
極端なことを言わせて頂ければ、正しい決まり事を知っていれば全く記号のない楽譜を使用することをお勧めします。
プロを目指している方は、バッハを学ぶ事は音楽の基本を学ぶ上で必ず勉強する事が重要です。
けれど私は、プロを目指していない生徒さんにも希望者には指導しています。
正しい決まり事を指導し自由に弾かせることで「バッハの曲」の楽しさを知り、大好きになってくれた生徒さんがたくさんいます。
うれしいですねー!
まだまだバッハについてお話をしたい所ですが、また次回のお楽しみという事で終わらせて頂きます。
クラビアートピアノ教室 講師 田原礼子
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