今日 楽しみにしていた東京赤坂ユーロピアノ社で行われた「ピアノ講座」を聴講してきました。
この講座は、国際音楽学校当時の学友ピアノ製作者M氏の主催されている年6回の内の1回です。
今回のテーマは「ピアノ制作とピアニスト、ピアニストの考えるピアノ」
20世紀の巨匠ケンプ氏の最後のお弟子ドイツ在住のTピアニストとピアノ制作に携わる学友M氏とのお二人での講義は実に有意義な時間を過ごさせて頂きました。
ピアニストは、今回主催された学友のお陰で18年程前にご紹介頂き私も、私の娘も大変にお世話になってきた方です。
世界の三大ピアノのベヒシュタイン社の専属ピアニストを長年勤め上げてきた方ですので、ピアノの構造に詳しくピアノの良さを最大限に発揮させて演奏されます。
今日の講義の最大の魅力は、ピアノ製作者のM氏のお話しと共にピアノの構造を知り尽くしたピアニストの生の演奏を解説を交えながら聴けた事だと思います。
私は幸せなことにM氏のお陰で18年程前から私の娘のレッスンをして頂いたり、公開レッスンに参加させて頂く機会を作って頂けました。
そのような時に必ずおっしゃる事のひとつに「素晴らしい演奏を聴かせて頂ける多くのピアニストでさえピアノの構造を知り尽くして演奏している方が殆どいないとの事でした。」
私自身も初めてそのお話しを聞いた時には、「ピアノを美しく弾くためには構造を知ることは、そんなに大事な事なのだ。」と驚かされたものでした。
実際に音大を目指してレッスンを行って頂いた頃の娘は、音を鳴らしながらベヒシュタインのグランドピアノの中を見ながら説明を受けていた事が懐かしく思い出されます。
そして、お会いする度にその事の大事さを痛感させられて来ました。
今回も沢山の発見を頂きました。
ピアノ製作者のMさん、ピアニストのT先生有難うございました。
このブログをご覧下さっている皆さま!
今日の講習会の内容にについては、一度に話きれませんので後日改めてブログで書かせて頂こうと思いますのでまたご覧いただけたら幸せです。
クラビアートピアノ教室 講師 田原礼子
関連記事
-
-
あなたにとってピアノ作曲家ショパンとは?
不謹慎かもしれませんが、ショパン(CHOPIN)と言うとまず私は、昔の生徒さんが …
-
-
学友M氏にピアノの調律して頂くと色々勉強になります。
半年ぶりにピアノを調律して頂きました~♥ 腕の良いM氏の調律はいつも仕上がりが素 …
-
-
ピアノにメンテナンスの為の装置をつけました!
ピアノは、湿度や乾燥に弱い楽器です。 日本でピアノをお持ちの方が、 …
-
-
最初にピアノ曲「ノクターン」を作曲したのは、誰でしょう?
ノクターンと言えば「ショパン」と思われる方多いのではありませんか? でも初めてノ …
-
-
ピアノが上手って何?
何をもって上手な演奏? 皆様は、何をもって上手な演奏と思いますか? すらすらと早 …
-
-
座間市在住ピアノ講師が思うピアノとメロディー
あるTV番組で社交ダンスのカリスマ指導者の言葉に感銘を受けました。 メロディーを …
-
-
ハイドン作曲 本当にびっくり! ピアノ曲 「びっくりシンフォニー」とは?
元々は、交響曲第94番 第2楽章をニックネームで「驚愕」「びっくり」と言われてき …
-
-
鍵盤数が通常より多いピアノをご存知ですか?
世界三大名器ベーゼンドルファーには、鍵盤数が94鍵と97鍵ある「インペリアル」と …
-
-
ショパンとピアノ講師
たまには、このようなお話もいかがですか? 今日は、素晴らしいピアノ曲たくさん作曲 …
-
-
ピアノ三大ソナタの作曲家ベートーヴェンは、大のワイン好き!
ベートーヴェンと言えば難聴と闘いながら数々の名曲を残した事は、多くの方々がご存知 …