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クラビアートピアノ教室@座間市

ピアノが上手って何?

      2015/12/27

何をもって上手な演奏?

皆様は、何をもって上手な演奏と思いますか?

すらすらと早い曲を弾けることですか?

間違えないで演奏することですか?

もちろん、これも大事な要素のひとつだと思います。

それでは、世界的に有名なピアノ演奏の登竜門と言われる「ショパンコンクール」での入賞者全員が、ひとつも間違えないで演奏した方ばかりと思いたいですよね!

でも、実際は、間違えた演奏者も入賞しているんです。

また、リストという作曲家の演奏者での第一人者と言われる、フジコ・ヘミング氏のライブ演奏をよく聞いていると結構間違えて演奏しているんですよ。

間違えているのに何故、素晴らしい演奏家と評価、賞賛されるのでしょう? 答えは、実に簡単です。素晴らしい演奏だからです。

心があるから

こう言うと  なぜ?

と、思われる方たくさんいらしゃると思います。

それでは、皆様にお聞きしますね。

現在では自動演奏ピアノ(ピアノがピアノ自身で演奏する、言わばピアノロボット)が、ありますよね。ではなぜピアニストのライブ演奏を聴くために、わざわざコンサート会場に訪れるのでしょう?

これも答えは、簡単です。

心があるからです。作曲家の手紙とも言える音符の心を読み取って、人間であるからこそ、人間でしか出来ない表現をピアノ自身の最大限の力を引き出して演奏しているからです。

上手とは何か?

そう言うとプロの演奏家になる訳じゃ無いのだから、関係ないと思われる方も多いのではないでしょうか?

それは、絶対に違うんです。ここからが「上手とは何か?」なんです。

もちろん、幼いお子様にこの事をすぐに要求するのは、無理です。まずは、音楽が大好きになることです。ピアノは。1年や2年でピアニストの弾くような曲を弾けるわけでは。ありません。

「音楽が大好き」になる近道

絶対音感をつけて(6歳半頃までが、一番良い時期といわれています。)しっかりピアノを弾く基礎力を付けて、根気よくピアノを続けることです。

他のお子様と絶対に比較してはいけません

。早咲きの子もいれば、遅咲きの子もいます。

お母さま方も、講師である私もお子様を信じて成長を根気よく見守り続けることが「音楽が大好き」にさせる近道だと信じています。

豊かな人生を歩ませる

音楽が大好きな気持ちを持ち続け絶対音感とピアノ演奏に欠かせない基礎力をつけて初めてピアノの音色を変えたりしながら、表現を付けた演奏ができるのです。

ここまできて初めて上手な演奏との本当の意味でのスタートなんです。

うちの子には、絶対ムリ!

そう思うのは、大間違い!

音楽の大好きな気持ちを持ち続け、レッスンを続けていれば必ずわかる時が訪れます。

大人になった時、もし、偉大なピアニストのコンサートに行く機会があった時ピアノの演奏を他の方々には、分からない部分の素晴らしさが、分かるお子様がそこにいるのです。

想像してみてください。  豊かな人生を歩ませる  お母様がお子様に差し上げた最も大きなプレゼントになることなんです。

「本当の意味での上手って何?」が、わかっって頂ける指導が実を結び「豊かな人生を歩んでくださること」

私(講師)にとって最も幸せな瞬間なのです。

上手にピアノを奏でられる面白さ

私のクラビアートピアノ教室では、3歳頃から習い始めて社会人になっても、教室に現在も習い続けて下さる方、大人になってからも転勤、結婚して遠い場所に住むことになる諸事情をかかえるまで、沢山の方々が、習い続けてくださいました。

習い続けた事の最大の理由、それは、みなさん同じでした、。

音符が読めてスラスラただ弾けるだけだったら、とうの昔にやめていた。

本当の意味での、上手にピアノを奏でられる面白さを次々と教えてくれたから!

講師冥利に尽きる言葉です。

でも、皆さんがレッスンに来て頂けたから私も成長できたんですよ!

私もまだまだ成長していきますよ。

生涯勉強し続けます。

今日も、私のつたないブログを最後まで読んで下さった皆様、有難うございました。

クラビアートピアノ教室       講師  田原礼子

 - ピアノにまつわるお話し

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