ピアノにメンテナンスの為の装置をつけました!
2017/12/27
ピアノは、湿度や乾燥に弱い楽器です。
日本でピアノをお持ちの方が、悩まれるのは
夏場は湿度!
冬は、乾燥と暖房を止めてからのからの結露!
ピアノには、決して良いとは言えない環境ではないでしょうか?
ですから、クラビアートピアノ教室のレッスン室も、同じくそれぞれの季節によって悩まされてきました。
そこで、学友のピアノ制作と調律に関わっているM氏に相談をすると湿度と乾燥から守れるよう、自動的に常に一番良い状態にしてくれる装置がある事を教えて頂きました。
大切なピアノ守れる事で、こども達にいつも良い状態のピアノでレッスン出来る為に
早速、装置を付けて頂く事にしました。
ところで、ピアノのメンテナンスの話ついでに、もう少し私にお付き合い頂けたら嬉しいです。
世界三大ピアノと言われる
ベーゼンドルファー、ベヒシュタイン、スタウェイン
すべてが、外国製
日本の風土とかなり違う為、一昔前はメンテナンスが大変だったようです。
中でも、クラビアートピアノ教室の今年の発表会に使用した、「ベーゼンドルファー」は
私が学生の頃には日本で2台しかないと当時の先生に聞かされていました。
普及出来ない理由は、日本の風土に一番合わずメンテナンスが大変と聞かされました。
ですから、長年憧れていたピアノでの今年の発表会は、私には忘れられない発表会のひとつになりました
幼いこども達にとっては、良いピアノなどと分からないのは、当然です。
しかし、成長していく中でいつかこの様な素晴らしいピアノを弾けたと分かった時は、きっと感動すると思います。
私は、こども達が羨ましいです。
私の友人が、以前話していた事を思い出しました。
その友人がこどもの頃、素晴らしい音色のピアノ演奏を聴き、自宅のピアノでその音を出してみたいと試行錯誤したけれど、どうしてもその音を出せないと嘆いた事があったそうです。
しかし、成長していく中で自分のせいではなく、ピアノが違うと気がついたそうです。
笑えるようで笑えない話とは、まさにこの様な事だと思います。
さて、それから、何十年たった今は、少しずつ日本でも増えているようですが、まだ出会える事が少ないピアノです。
しかし、クラビアートピアノ教室のピアノに付けたような装置が開発されているという事は、楽器に優しい演奏会場も増えているのではないかと思いますので、これからは増えていくかもしれませんね!
話がだいぶそれてしまいましたが、大切なピアノの為にこの様な装置がある事をお伝え出来、喜んで頂ける方が少しでもいて下されば、幸せです。
座間市クラビアートピアノ教室 講師 田原礼子
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