ピアノの構造と美しい音色との関係
2015/12/27
グランドピアノというと美しくスタイリッシュなフォルムと白と黒の鍵盤を想い浮かびますね。
しかし、「グランドピアノの中をしっかり見たことがありますか?」と聞かれたらどのくらいの方がいらしゃるでしょうか?
全く見たことのない方、見たことはあるけれど何となくしか?とおっしゃる方が、ほとんどではないでしょうか?
それでは、グランドピアノを縦にしたと想像すると何かの楽器の形に見えませんか?
そうです。 ハープという楽器です。 ハープという楽器は、共鳴させる箱に弦を張って手ではじいて音をだします。
ですから、今度はハープを横にした状態がピアノの中と想像してください。
そして、ピアノという楽器は共鳴させる箱は先程お話ししました皆さんの殆どの方々がご存知なスタイリッシュなフォルムです。
しかし、共鳴させる弦をハープと全くの違いは手ではじくのではないことがピアノの中を見るとよく分かります。
ピアノの弦には、それぞれにハンマー(大工道具のハンマーの様なもの)が付いていています。鍵盤を叩くとその力がハンマーに伝わってハンマーが弦を叩いて音を出しているのが見えます。
しかし、この叩くと言う行動を間違った指導を行うと叩くだけにとらわれて美しい音がでません。(音が割れて聴こえます。)
もちろんピアノの構造上叩いて音をだすという事は、間違いありません。
そこで絶対に勘違いしてはいけないことは、「叩きつけること」と「美しく叩くこと」は全く違うことをしっかりと指導しなければいけません。
ただ、ピアノ初心者の殆どの小さな生徒さんは、強い音を弾く時に叩きつけて音を出される傾向にありますが、まだ指の弱いお子様たちにとっては、これは美しい音をだせるようになる為のはじめの一歩です。
ですから、お母様方ご心配なさらないで下さいね。どの小さなお子様たちも最初は指がしっかりしていないからです。
美しい音をだすためには、指、手、腕、体全体の重さのかけ方と指、手、腕、の良い形と姿勢がとても大事です。
その為に、指をいろいろな教材を使用して段階を踏んで時間をかけて少しずつ強くしていくのです。
そして始めて美しく芯のある音をだせるようになっていきます。
芯のある音がだせるようになると真逆の演奏に必要な脱力の仕方も上達します。
強い指は、打鍵(鍵盤を叩くこと)の速さを変えることなどで将来的に表情豊かな美しい音色での演奏が誰にでも可能になるのです。
ピアノの構造を知る大事さは、例えばダンパーペダル(音を響かせるペダル)を踏まなくても響かせる事ができたりピアノを弾く楽しさも広がります。
ぜひ実物のグランドピアノを見る機会がありましたらご覧になって見て下さい。
ここに我が家のピアノ中の写真を載せますね!
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