バロック時代(バッハ)の曲はフア〜ア〜で終わる?
2022/10/04
フア〜ア〜
なんぞやそれ!
ですよね〜
ドレミファの「ファ」とは違うんです。
「ピカルディ終止」のフア〜ア〜です。
ピカルデイ終止!
名前を聞いてもなんぞや〜
でも、面白い音楽用語だと思いませんか?
きちんと説明しようとすると短三和音やら長三和音な〜んて聞きなれない音楽用語の羅列で
音高や音大などで音楽理論を学んだ方でないと
複雑すぎて話しを聞いてもほとんどの方
楽しくな〜い
わからな〜い
のでは?
(ご存じの方にはごめんなさいです。)
だから私は音楽理論上での本格的なお話は素晴らしい先生方にお任せして
簡単に説明させて頂こうと思います。
終止がつく名称ですから曲の終わりの事と言ったら
ああ〜
ほら、なんとなくわかつてきた気がしませんか?
短調(暗い曲調)から始まり最後に長調(明るい曲調)で終わる(終止)曲を言うんですよ〜
だから
なんでこんなふうな曲!
現代の私達が聞くと
なんだか
不思議?
でも、バロックの時代(代表的な作曲家(バッハなど)はこの終わり方が主流だったそうなんです。
バロック時代の人々が現代の私達が気楽に楽しく聴くポップスなどのようにこの終わり方が素敵に聴こえたようですね💕
私は
ピカッテ光って
フア〜ア〜って聴こえて
とても明るく終わるから
ピカッと光るから「ピカルデイ終止」
と覚えました。
面白いでしょ!
だから皆さんも
ふふふ〜(笑)
曲の終わりが明るく
ふあ〜あ〜
と終わるから
面白いと思って頂けた方はぜひ
実際にバロック音楽を聴いて「ピカルデイ終止」を楽しく味わって頂けたら嬉しいです。
クラビアートピアノ教室 講師 田原礼子
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