アップライトピアノの可能性を探るコンサート!その2
9月1日汐留ベヒシュタイン社で行われた
タイトル
「アップライトピアノの可能性〜昔のピアノから未來を探る〜」
と題したコンサートへ行って来ました。
第1部では、
ベートーヴェンの時代の
フォルテピアノと言う古いピアノと
ベヒシュタイン製のアップライト
を同じ曲の弾いて下さり、その演奏を聴き比べる!

ちょっと贅沢で珍しいコンサートでした。
それもそのはず、聴衆者の殆どはピアノ製作者さんや調律師さんのようでした。
(私は、私の学友がピアノ製作兼調律師さんなので.お誘いを受けて参加する事できたんようです〜^_^)
ですから、かなり専門的な演奏前後の解説もあり面白かったです。
ピアノフォルテとは、ベートーヴェンが生きている頃の古〜いピアノで
現代のピアノとはかなり構造上の違いがあるピアノです。
ピアノフォルテを見た事はありましたが、プロの方の演奏を実際に聴く事は私は初めてでした。
音色や演奏方法の違いなどを改めて知る事が出来ました。
昔からのピアノの進化の説明を受けながら
実際の演奏を聴けた事で
時代の違う曲を現代のピアノで弾く場合の課題とヒントを得られました。
また、アップライトピアノとは、殆どのご家庭がお持ちの箱型のピアノです。
ただし、
普通コンサートと言えば皆さんもご存知のグランドピアノで行われますよね!
では、何故アップライトピアノ?
不思議?ですよね〜
でも、ベヒシュタインのアップライト!
私が以前ブログで「奇跡のピアノ」た書かせて頂いた我が家のピアノ同じくベヒシュタイン社製の「ザウター」
演奏者の 平井千絵さんも初めてベヒシュタイン社のアップライトを弾いて時、びっくりしたそうです。
私と同じように、いくら世界三代ピアノとは言ってもグランドピアノに敵うはずがないと思っていたそうです。
けれどベヒシュタイン 社のアップライトを初めて弾いた時
私と同じように衝撃を受けたそうです。
「グランドピアノに負けず劣らずのアップライトピアノがあるなんて!私の常識がくつがえさせられた」
おっしゃっていました。
なんだか、こんな言い方をしたら平井千絵さんに失礼かとも思いましたが、強い同士を得たようでとても嬉しかったです。
でも、何故ピアノ講師がそのようなコンサートにでかけたの?
と思われちゃうかもしれませね〜
その理由はピアノ構造を知る事つてとても大切な事と私は思っているんです。
構造を知っている方が知らないより、絶対に演奏するピアノの良さを最大限に引き出す演奏が出来るからです。
だから、このコンサートは演奏を聴く事はもちろん!
古い時代のピアノと現代のアップライトピアノで同じ曲を弾き分けて頂き、時代背景を含んだ違いを自分の耳でしっかり聴く事が出来る
私にとつて超〜貴重な時間となりました。
この貴重なコンサート兼勉強の内容は、この1回のブログでは、書ききれません。
次回より何回かに分けて更に深く掘り下げたお話しをお伝えしたいと思います。
興味をお持ち頂けましたら
是非、これからの続きもお読み頂けたら嬉しいです〜😃
クラビアートピアノ教室 講師 田原礼子
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