大学受験間近の高校生のピアノレッスン
2016/10/11
高校2年生のMちゃん
音大を目指しているわけでもないのにレッスンに通い続けてくれています。
今日のレッスンは、小学生が発表会でよく演奏する曲集のひとつ
「お菓子の世界」
Mちゃんにとっては難度的に、かなり易しい曲ばかり
でも、今のMちゃんにとってはピアノを弾くことは受験勉強のストレス解消
ですから、Mちゃんが楽しく弾けるようMちゃん自身に曲を決めてもらってレッスンをしています。
でもピアノ演奏上級者だからこそ、たまには易しい曲を弾くことによって普段なかなか出来ないようなレッスンが出来るメリットがたくさんあることを改めて感じた貴重なレッスンとなりました。
例えば、曲集の中にある
「金平糖」
皆さんご存知のお菓子を思ってください。
いろいろな色のキラキラしたお菓子ですよね!
ですから、そのキラキラした色をピアノの音色を細かく変えて表現する。
ここまで小学生に求めるのは、なかなかたいへんですが!
高校生のお姉さんであるピアノ上級者だからこそ出来るレッスンです。
ピアノに限らず「芸術」といわれる絵画や演劇は、100点満点が終わりではありません。
良いいものが出来れば更に高いものを求めて行ける!
「芸術」と言われるすべては、この事が一番難しくもあり反面
更なる高みを求め続ける事に楽しさや面白みがあると思います。
テクニック的に難しい曲を弾ける事を否定しているわけではありません。
むしろテクニックがあるからこそ出来るレッスンです。
今、Mちゃんはピアノの練習を頑張ってきたからこそ
この様に楽しみながらレッスンが出来、
むしろ勉強の合間の息抜きになっているようです。
ピアノを習っているすべてのお子様達が音大を目指していなくても
続けて来た事でいつかこの様な楽しみながらのレッスンが出来る子がひとりでも多く!
この事を励みに
私はこれからもレッスンを行って行きたいと思います。
そして、そのようなレッスンが今日出来た事の幸せを感じさせてもらえました。
Mちゃん ありがとうね~♥
クラビアートピアノ教室 講師 田原礼子
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