音楽記号の「休符」も大切な記号!
休符とは、お休みの音楽記号!

今日のレッスンでも、ピアノを弾かず手で叩くだけのリズムは打ちは上手に出来るのに
いざ、ピアノを弾き始めると正確な長さの休符で弾けないのです。
でも、最後には上手になってレッスンを終わらせて頂く事ができました。
今日レッスンしたお子様が特別では、ありません。
ピアノ初心者のお子様には、普通にありがちな事です。
特に幼いお子様程その傾向があります。
音がなくなるのでお休みの記号「休符」は、正しく数えず早く終わらせ次の音を弾き始めてしまうお子様が多いのです。
それでは、どうしたら正しい休符の使い方が出来るようにしたらよいでしょうか?
1:まず私は、幼いお子様には必ず言う言葉があります。
「お休みの音符は、みんなが夜眠っちゃうのと違うのよ。
ピアノで音を出すのと同じお歌!
だからお休みの音符がなくなっちゃうと違うお歌になっちゃうの!
ピアノさんも、いやいやと思って上手に弾かせてくれなくなちゃうと大変だね。
お休みの記号もきちんと数えようね」と
2:必ず曲を弾く前に(特に、幼いお子様)楽譜をみながら音符の言葉を言いながら手でリズム打ちをします。
音符の言葉?
例えば、拍子記号が4分の何拍子でしたら楽譜を見ながら
四分音符は1拍とすると「タン」と言って手を1つ叩きます。
四分休符は1拍とすると「ウン」と言って手を広げます。
このように、自分で言葉を言って数えることが大事なんです。
3:これから弾く曲のリズム打ちが正しく出来て初めてピアノを弾きます。
ただし、先程の「タン」と「ウン」を自分で言いながら弾く事が大切です。
そうは言っても私は内心、すぐに出来るとは考えて言っている訳ではありません。
決して比較したり、焦る事はありません。
何事も繰り返し繰り返し行ない続ける事でマスター出来る事です。
今日は「休符」のお話しですが、もう一つ私講師は教えると言う事には責任を託されていることでもあります。
ですから、絶対忘れてはいけない事と自分に言い聞かせてレッスンを行っている事があります。
幼いお子様がなかなか思うように出来ない事があった時も、必ず良いところを見つけてあげて褒めてあげる事を心掛けてレッスンを行わなくてはいけないと思っています。
けれど、幼いからと言って嘘の褒め方は、絶対してはいけないと私は考えます。
どんな小さなお子様でも、本当に心から先生が褒めているかどうか感じていると思いますから!
私はどんなに小さなお子様でも一人の人間として接しなければいけない事を忘れてはいけないと自分を戒めながらレッスンを行っています。
ゆっくりでも一つ一つ正しい演奏方法を身につける事が出来る為にこれからも頑張りますね!
クラビアートピアノ教室 講師 田原礼子
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