ピアノの先生 ママが〜(≧∇≦)
今年 年長さんにはなったばかりのYちやん!
ママから
「Yは私が側にいるときちんとレッスンが出来ないので車で待つています」と言われています。
だから、いつもの通り元気に一人でお教室に来てくれました。
初めのご挨拶をしてから
音当てをしました。
それが終わつてすぐに発表会の曲を弾いてもらいました。
正直 、もうちょっと上手になつて欲しいなあ〜
とも思いましたが
私は「前より少し上手になつたね?」と
ちょっと褒めました。
ちょっとでも、褒めてあげた方が頑張れますものね!
ところが突然 大きな声でわ〜んと泣き始めました。
この展開!
どうしたの?です。
幼いこども達のレッスンはこのようなハプニングは当たり前!
ですが、今回は意味もなく突然なんの事やらわかりません。
こんな時には、何を聞いてもダメです。
更に泣くばかりでお話し出来ませんでした。
しばらくして落ち着いた時を見定めてから
もう一度
どうしたの?と
聞いてみました。
でも、またしばら〜く
あんまり言いたくないようでしたのでそっとしておくことに!
すると 突然!
「ママにふざけたらピアノやめなさい!言われちゃった」と
泣きながら言うんです。
ママが大好きだから先生にお話ししたくなかったんだね!
「やめなさい」との言葉には疑問も残りましたが?
ともかく幼いながらも何かにショックを受けたことは、間違いなさそうでした。
そこで、
「ママがお迎えに来た時にピアノの音が聞こえないとちやんとレッスンしてないと思われちゃうよ」
「これから、ちゃんとピアノのレッスン出来たらママにYちやん一生懸命頑張りましたよ!って言ってあげるね!」
この言葉がけは、Yちやんにとっての魔法の言葉になったようです。
涙がピッタリ止まりレッスンが出来るようになりました。
やつぱり、まだ年長さん!
Yちやんにはゴメンナサイだけど
私の心は思わず可愛い💕になりました。
しばらくしてママがお迎えに!
でも、ちょっとしかレッスン出来なくなっちゃいましたが、この次は大丈夫と信じる事として!
私は後日Yちやんに分からないように、ママにこの日の事をお伝えしました。
すると真相は、やっぱりちょっと違うようです。
Yちやんのママは、聡明で子育ても立派になさっている方です。
ママは、叱ったのではなくて優しく諭したそうです。
Yちやんも随分お姉ちゃんになりました。
こんなに幼くても、そろそろ色々な事が分かって来た過度期に入ってきたようです。
お母様は、
幼いながらも、今の自分の演奏力と自分の思い描く演奏力のギャップか分かって来たようなんです。
Yちやんのプライドが芽生え自分を許せなかったんだと思います。
とおっしゃっていました。
でも、これは立派なYちやんの成長の証!
私は、素晴らしい事と思い逆に嬉しさすらも感じました。
プライドはないよりある方が絶対に良いと私は思っていますから!
ただし、より良いプライドの持ち方の道すじは、大人が支え、そして作るお手伝いをして行く事が大切と思っていますが!
私は、ピアノ講師!
ピアノを一生懸命レッスンさせて頂くのは、当たり前!
でも、それだけにとどまらず
お子様の悩めるお母様のお手伝い係にもなりたいと日頃から思っています。
とくに幼いお子様をお持ちのお母様には!
Yちやんのお母様ともコミュニケーションがとれてやはり良かったです。
誤解のままレッスンを続けていては、Yちやんの為になりませんものね!
Yちやんに限らず大かれ少なかれ幼いこども達にはハプニングはつきものです。
今回も可愛いハプニング〜❤️
だから幼いこども達のレッスンつて可愛くてやめられない。
とにもかくにもYちやんの今回の「ちょこっと事件」はYちやんの成長がとても楽しみな出来事となりました。
クラビアートピアノ教室 講師 田原礼子
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