ピアノを弾く事は色々な成長につながりますよ!
2023/08/28
毎日ピアノのレッスンに生徒さんがいらっしゃいます。
レッスンを行う事でピアノの上達を目指す事は当たり前!
でも、ピアノの上達も成長の一つ!
ピアノの上達と共にさまざまな成長を促します。
まず、年中さんのAちゃんのお話です。
一つでも間違えて弾いてしまうとまた最初から弾こうとします。
だから、いつまでたっても最後まで弾けない事もあります。
「最初から弾くより間違えたところをたくさん練習する方が上手になるよ!」
と言葉がけしますがどうしても
いや〜! もう一度最初から弾く〜
聞く耳をもちません。
正直大変ですが、これも成長の一つと私は思い嬉しくもあります。
なぜなら
ポジティブに考えればAちゃんには上手に弾きたいという強いこだわりの気持ちからの行動だからと私は思うからです。
失敗しても平気な事より何倍も素晴らしい事だと思いませんか?
誰もがいつまでもこのままのはずはありません。
年齢を重ねていくにつれ自分自身で必ずわかる時がきます。
また、Aちゃんはくもんにも通っているそうです。
そのくもんで問題を一つ間違えたそうです。
一つだけなんて素晴らしい事!
当然ご両親は褒めたようなのですが
お母様のお話では
一つ間違えて嫌〜
と泣いたそうです(笑)
可愛いですね💕
また、Aちゃんには2つ歳上のお姉ちゃんがいます。
発表会の曲を決めてからの事です。
当然お姉ちゃんの方がAちゃんよりも難しい曲を弾きます。
すると
Aちゃんは2つ歳が離れているお姉ちゃんの曲を聴いて〜
こんな簡単な曲 嫌〜(笑)
Aちゃんにとつての気持ちはお姉ちゃん一緒なんですね〜
これも可愛い〜💕
負けず嫌い!
この気持ちを大切に!
私を含めた大人達が上手に導いてあげられたら素晴らしい成長をする事でしょう。
また、Sちゃんと言う生徒さんのお話です。
この子もとても可愛い子です。
でも、ちょっと泣き虫さんです。
レッスンで上手に弾けないところがあるとすぐに涙が出てしまいます。
でも、ピアノが嫌いな訳ではないんです。
この子も裏を返せば負けず嫌い!
良い事です。
ピアノを習い始めた時お母様は
Sちゃんは「ドラゴンクエスト」を弾きたいとピアノを始めたとの事!
お母様は笑いながら
「そんな曲無理ですよね〜」
と私にお話されました。
でも、なんとか弾かせてあげたいと私は思いました。
好きな曲を弾ける事は誰にとってもモチベーションが上がりますし自信にもつながりますから
そこで
色々楽譜探してもみました。
中々超初心者ような楽譜は見つかりません。
そこで私が楽譜を書き下ろしてみました。
まず右手のメロディーから練習してもらいました。
そして
いよいよ両手で!
左手に超簡単な伴奏をつけてみました。
そして、今ようやく両手で弾けるようになりSちゃんは満足してくれたようです。
ようやく涙がでなくなりました(笑)
また、私が以前勤めていた横浜のピアノ教室の生徒のMちやん
大学を首席で卒業して今は幼稚園の先生になつた生徒さんがいます。
Mちゃん幼い頃はとても泣き虫さんでした。
でも、泣きながらも一生懸命練習してくる頑張りやさんでした。
やはり負けず嫌い!
そして努力が出来る生徒さんでした。
ですからピアノもどんどん上達して大学のピアノのテストで最優秀賞を頂いたそうです。
今ではかなり難しい曲も弾きこなしています。
先程のAちゃんとSちゃんの負けず嫌いが
Mちゃんと同じように
負けず嫌いが上達するための努力
この事に是非とも繋がって欲しいですね、
さて、またMちゃんのお話にもどりますね。
Mちゃんは泣き虫さんでしたが
さて、ここからは
何をやっても一生懸命の生徒さんでした。
でも、やっぱり泣き
お稽古事もテニス、タップダンス、部活では卓球、
どのお稽古事もりっぱにこなしていました。
凄いでしょう〜
更に塾に通いながら大学生になってもピアノを習い続けてくれました。
長々と生徒さんとの交流のお話をさせて頂きましたが
ここからが本当にお伝えしたい生徒さん達のお話です。
ピアノを通して成長につながる理由!
1:努力する事の大切さを知る事に繋がります。
色々な習い事がありますが、ピアノの上達には特にお家での毎日の練習が最も大切です。
ピアノが上手になるには練習と言う努力が必要です。
どんなに才能があっても努力することにはかないません。
素晴らしいピアニストの方々も才能だけでピアニストになれた訳ではありません。
普通の方以上に練習をしてこられたこそ素晴らしいピアニストになられたのです。
中には演奏会直前なると精神が病む程の不安に襲われるピアニストもいるようです。
素晴らしいピアニストと言われる方々程過酷と言われる努力(練習)をしています。
ですから、ピアノを通じて努力する事の大切さを学べる訳です。
2:効率の良いピアノの練習方法を学ぶ事は勉強の良い成績に関わります。
ピアノの練習とは最初からから最後まで何度もたくさん練習をする事より弾きずらい部分の練習をたくさんする方が上達します。
この効率の良い練習を出来るようになるこの方法は勉強にも通じていきます。
ですからピアノの上手な生徒さんは勉強の成績の良い子が多いようです。
でも、テストで良い点をとることは素晴らしい事ですが〜
点数が悪かったたしても悲観してはいけません。
ポジティブに考えてみて下さい。
点数が悪い事!
それでもよかったのです。
すべてを完璧にも大切ですが、それ以上に間違えたところを沢山勉強すれば良いのですから〜
これこそ効率の良いピアノの練習方法が勉強にも生かされる理由です。
前述しましたAちゃんとSちやんもこの2つの事がきっと出来るようになると信じています。
それぞれの生徒さんを焦らす暖かく見守りながらこれからも一生懸命レッスンさせて頂こうと思います。
まだまだ成長の要素は沢山あると思いますが今日はここまでとさせて頂きたいと思います。
クラビアートピアノ教室 講師 田原礼子
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