子供達が自分らしいピアノ演奏が出来る為に!
2017/12/27
「自分らしさは、基本の積み重ねの中で生まれる」
ラグビー部で選手・監督として活躍する傍ら、営業マンとしても結果を残してきた経歴をお持ちの、現在とある大企業の代表取締役社長が言った言葉です。
社長のお話の中にピアノに相通じるものが要所要所にあり、今回は社長の言葉と共に、ピアノのお話をさせて頂きたいと思います。
他の企業と同じように、この企業の選手達も、ハードな練習を積み重ねています。
しかし、この企業のラグビー部には、仕事と練習を両立する伝統があるそうです。
この事は、忙しい中高生のピアノと勉強、両立について私のブログでも書いた事に通じています。
大変だから出来ないでなく、両立する中で得るものは大きいと言う事も同じだと思いました。
この事を実際にラグビー部で監督としての初の日本一に、
一方、仕事では、新規販路開拓により社長賞を受賞
まさに、社長は言葉通り両方で結果を残された。
その為に、常に心掛けてきた事が「基本に徹する」事だったそうです。
「基本に徹する」とはどんな事にも通じる大切な事と、私も思います。
社長の人生は、まさに私達のお手本です。
ラグビーは、野球などと違い、ワンプレー事にサインを出せないそうです。
試合が始まれば選手の自己判断力が問われるそうです。
ピアノに置き換えて考えてみると、自分らしい演奏をする為には、ピアノも「基本」は不可欠です。
一旦ピアノ演奏が始まれば、演奏を行なう上では、どんなアクシデントがあったとしても誰にも助けてもらえません。
ラグビーと同じように、ピアノ演奏は、自分自身で曲のイメージを、自分の世界感に変え表す事で、始めて「自分らしい演奏」が生まれます。
またその為に、ピアノ演奏には、自由な発想と驚くようなひらめきが必要です。
この事はどの子供達も、いろいろな経験をして成長していく中で育まれていきます。
大人より子供達の発想は素晴らしいと、感じた方多いのではありませんか?
スポーツと音楽全く畑違いのような気がしますが、ラグビーにも発想とひらめきは、プレーを行なう上で必要であると社長はおっしゃっています。
要するに、しっかりとした基本がなければ、独自性は生まれないし、選手一人ひとりの独自性がなければ強いチームにもなれないとの事です。
この言葉は、何をするにも必要なことです。
ピアノ演奏で言えば、基本がしっかり出来て、初めて自分らしい演奏が出来ると言う事です。
また、社長は、ビジネスにおいても会社の理念、挨拶や、身だしなみも基本であり大事にしているそうです。
この事もピアノにも通じる言葉だと思います。
私自身も、ピアノに関してブログで、いろいろな角度から何回も書き続けている事に通じています。
ピアニストは、もちろんの事、
子供達の発表会でも
舞台での歩き方、お辞儀、その場所にあった身だしなみetcは、必要であると私自身も、常日頃思っているからです。
また、最近の若者は、ゆとり世代とか我慢出来ないと言う意見が多い中で
社長はビジネスの中で、今の若者を決して否定せず、むしろ新しいユニークな発想に素晴らしさを感じるとの事!
私は、この社長の言葉に教えられた気がしています。
確かに、時が経つに連れ子供達もその時代時代で変わり続けています。
私自身も、時代にとり残されないよう、その時代の子供達に合わせたレッスンを日々工夫をして行って来ました。
人々の多くは、年を重ねるにつれて「今の若者は、~」と言っている方が多いような気がします。
私も自身も若い頃「今の若者は、~」と年を重ねた方に言われていました。
ですから、社長のように今の子供達を否定するのではなく、変わって行くその時代時代の子供達の素晴らしさを、私達大人が認める事が出来るかどうかだと思います。
その為には、講師は常に今の子供達にあったレッスン方法を考え、指導しなければいけないと改めて思います。
ピアノ演奏に必要な自分自身独自の感性は、どの子供達も持っています。
ですから、講師には、それぞれの子供達に基本をしっかり指導し、更に感性を引き出す事も課せられているのです。
社長のお話は、スポーツとビジネスの中からでしたが、どの分野にも必要な大切な事ばかり!
社長は、ビジネスで
私はピアノ講師としてそれぞれの子度達の自分らしさ(個性)を、引き出す努力をし続け
子供達にピアノを通して音楽を愛してもらう使命があると思いました。
これからも子供達の為に頑張りますね~
座間市クラビアートピアノ教室 講師 田原礼子
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