ピアノ講師の生徒だったY君は京大へ
2018/04/11
私は、以前厚木市に住んでいました。
厚木市在住の頃、40名程の生徒のレッスンをさせて頂いていました。
今日は、その生徒さんの中の1人Y君のお話をさせて下さい。
入会される前からお母様とは、友人関係にあつた方のお子様です。
私の自宅は、厚木市と言っても駅前のような賑やかな場所ではなく、自然豊かなところに住んでいました。
近くには、鮎釣りが出来るような川や
カエルなどの生息する沢
子供達が育つ為には最高の環境でした。
私の娘は、夏休みになるとY君と一緒に毎日カブト虫とり!
当時もカブト虫は、お金で買う事が当たり前なっていました。
でも、我が家の回りは、子供達にカブト虫をお金を出して買う事なんて考えられない幸せな環境でした。
私は、カブト虫のとり方なんて知らない場所で育ちました。
ですから、彼らがまだ小学生低学年の頃に自分達で試行錯誤してカブト虫を無邪気に、見つけている姿にビックリさせられていたものです。
そして、夏休みの宿題は、いつも はたと夏休みが終わる3日程前に気が付き
幼いながらも、徹夜して宿題を終わらせていた事を今となっては、面白おかしい懐かしい想い出となっています。
子供の頃から集中力のある子でしたが、塾に通う訳でもなく、がりがりと勉強するタイブの子でもありませんでした。
一生懸命 塾などに通って勉強する事を、否定するつもりはありませんので誤解しないで下さいね!
それはそれで素晴らしい事です。
しかし、こういう環境が彼らにとっては、遊びと思っていた事の中で、実は自然に学び方を学んでいた気がします。
また、カブト虫などをとる遊びの中で集中力も培われたのではと、後になって感じています。
そのY君は、京大入学晴れて卒業しました。
京大時代オーケストラ部に入部!
すると殆どのメンバーがピアノを習っていたそうです。
実は、Y君はピアノが好きにもかかわらず、途中でやめてしまつたのです。
Y君のお母様も私もずーっと不思議に思っていました。
が、京大のオーケストラ部に入ってようやく理由が分かったのです。
京大生の時オーケストラ部のメンバーがピアノを習っていた事を知って
お母様にこう言ったそうです。
「なんで僕をピアノ辞めさせたの?」と怒ったように聞いたそうです。
ですから、お母様が
「自分でやめたいと言ったからでしょ!」
と言い返したそうです。
後悔してたんでしょうね!
すると、Y君がピアノを辞めたくて辞めた訳で無い理由が初めて分かったそうです。
その理由は、私の家にいた犬が怖かったからだつたそうです。
幼いながらも男の子のプライドから言えなかったのでしょうね!
今でこそ笑い話になってしまいましたが、その事に気が付いてあげられなかつた私は、申し訳無さでいっぱいです。
でも、オーケストラ部に限らず京大生もピアノを習っていた方が多い事が、分かり
改めてピアノが習い事の中で一番良いという事が実感出来ました。
Y君ありがとう〜😊
そして、改めて犬のこと気が付いてあげられなかつた事ゴメンね!
そしてピアノを辞めてもY君は、ずっと音楽が好きでいてくれていた事!
Y君が先生の生徒でいてくれていた事!
更に別の形であっても 音楽に関わっていてくれていた事!
本当に嬉しかったです。
これからの長い人生
ずっ~と音楽を愛し続けて下さいね~♫
クラビアートピアノ教室 講師 田原礼子
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