年齢ごとに育つピアノの力
2026/09/08
9月に入り少しずつ秋の気配を感じる季節となりました。
夏休みが終わり、学校やご家庭の整い始めるこの時期はピアノにも落ち着いて向きやすい季節です。
最近は、それぞれの生徒さんの成長をあらためて感じる場面が増えています。
幼児の生徒さんは
音やリズムに親しみながら出来たと言う喜びを重ねています。
R君は、曲を弾くと1小節ごとにお休みを入れないと弾けません。
「ゆっくり弾いてお休みしないで弾けたらいいね」
と言葉がけしても、なかなか思うようには弾いてはくれません。
R君がピアノを習いたい動機が保育園の先生みたいにピアノが弾きたいでした。
そこで、私はひらめきました。R君との先生ごっこ遊びを提案!
「先生はR君の生徒 そしてR君が保育園先生になってね!」
「それでは、R先生 歌を歌うからよろしくね!」
R君は、保育園の先生役になることがとても嬉しい様子でしたので
私は、容赦なくお休みなしで歌うと((笑)
R君 必死になって合わせようとしてくれました。
R君大変だったのに先生役がとても嬉しかったようです。
しばらくは、この方法でレッスンしていこうと思います。
但し、幼児は特に同じレッスンでは上手くいくとは限りません。
ひとりひとりの性格やペースに合わせることを心がけて、レッスンをしていかなければなりません。
そこが大変ですが、一方こども達が笑顔でレッスンしてくれる事は私にとってはとても嬉しい事です。
夏休みが終わっての秋は、幼児の生徒さんも更に成長してくれる秋のようです。
小学生の生徒さんは
自分で楽譜を読もうとする気持ちや最後まで弾こうとする粘り強さが育って来ました。
毎日練習する大切さも、分かってきてくれています。
sちゃんは、幼稚園の頃から絶対音感訓練をしてきました。
今では、車の音や聞こえた歌などをドレミに聞こえ絶対音感が付きました。
小学生のこども達も、幼児とはまた違った意味で成長させてくれる秋のようです。
高校生の生徒さんは
忙しい毎日の中でも、時間を見つけて取り組み、落ち着いた音や表現の深まりが感じられます。
今年7月の発表会でも大きく成長しました。
ピアノの時代背景には、バロック、古典派、ロマン派、印象派があります。
思春期真っ只中の高校生は、益々心の豊かさが育まれる時です。
同じ時代の曲を弾くだけでなく、色々な年代の曲を弾き分けられるレッスンが行える時期でもあります。
秋の深まりは、思春期の生徒さんの心の深まりに繋がり更なる深みのある表現力がつく季節です。
年齢が違うと伸び方も目標もそれぞれ違います。
それでも、どの年代の生徒さんに共通しているのは、続ける中で少しずつ自信が育って行く事です。
すぐに大きく変わるのではなくても、昨日より少し出来たと言う積み重ねが、音にも表情にも現れてきます。
秋は、新しく習い事を考え始めるご家庭も多い時期です。
ピアノは年齢に合わせて無理なく始められ1人ひとりの歩みに合わせて続けていける習い事です。
これからも、それぞれの生徒さんの今の力を大切にしながら丁寧にレッスンしてまいります。
秋のスタートに音楽のある時間を楽しんで頂けたら嬉しいです。
クラビアートピアノ教室
講師 田原礼子
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