練習してピアノが上手なのにピアノが好きになれない
2026/08/23
前回のブログでは「練習しない」で困った!のお話をしましたが、今回は「練習する」から困ったのお話です。
一見「練習する」
いいいじゃない〜
羨ましい〜
と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、対応を間違えてしまうと困った事になってしまいます。
練習しない子も練習する子
どちらの解決にもピアノを弾くのが
「好き」
というキーワードが同じなのです。
理由が自分からでない
練習しない子と同じく「やらさせられる感」です。
どちらも自分の意思に反する事
ピアノが好き→上手→好き→上手
を繰り返して上手になって行ったと思います。
けれど、そこからの先生や保護者様の接し方が難しい!
上手に弾けるようになると自分の意思に反して先生や保護者様からコンクール出場を促したり、発表会の演奏に期待され過ぎる為楽しさより苦痛になってしまいやすい。
成功体験よりストレス体験が多い
例えば、コンクールの出場です。
上手に弾ける子はコンクールに出場してみない?と誘われる事が多いと思います。
けれど、自分が望んでコンクールに出演したいと言う気持ちであればとてもよい事ですが、
「ピアノが上手」だからと出演したくもないコンクールのレッスンや練習は苦痛とストレスしかないでしょう。
たとえ結果として賞が取れたとしても自分で望んでいなかった出演は、その過程の苦痛とストレスを考えると嬉しさの度合いは何か違うような気がします。
当然、先生や親御さんは喜ぶと思いますが、更に期待をかけられる、これからのレッスンを思うとピアノを弾いて行く気持ちはどうでしょうか?
曲のやり方が本人と合っていない
自分はこう弾きたいのに先生の指導とはかけ離れているそれを相談しにくい雰囲気!
これはどうでしょう。
自分でこう弾きたいと言う気持ちは、素晴らしい事なのに、それをおしつぶされるレッスンとしたらとても残念に思います。
比較や評価への不安
比較や評価ばかりで先生や保護者の期待が大き過ぎると、本来のピアノが好きだった気持ちを打ち下されるのは当然だと思います。
比較や評価ばかりでピアノの向かう気持ちでは、ピアノを弾く事は、不安な気持ちばかりが強くなり楽しいと思えなくなるでしょう。
自分で選べた感覚が少ない
コンクールは課題曲がありますので選曲はできません。
けれど、発表会の選曲はほとんどのピアノ教室では先生まかせが多いです。
しかし、上手になってくると、この曲を弾いて見たいと思うようになる子が多くなる傾向があります。
ですから、遠慮せず先生と相談しながら選曲をするべきです。
この弾いて見たいと言う気持ちはとても素晴らしい事です。
この事を否定する先生はいないはずですから!
コンクールや発表会が好きに近づける為の視点
原因は一つと言う訳でなく上記いくつかが重なっている事が多いです。
ピアノが評価の場や義務の象徴になってしまっていると上達しても好きになりにくいので
1:本人が選べる場面を少し増やす
2:小さな成功や楽しかった言葉を引き出す。
3:親御さんとの関わりを整える
親御さんが結果や評価だけで叱責ばかりしていては、ピアノが一番楽しくなくなり、さらに素晴らしい可能性のあるピアノの上達を止めてしまう事になりかねません。
親御さんのお子さんに対する関わり方を変え、少しずつ自分の楽しみに戻して行くことが鍵になると思います。
クラビアートピアノ教室
講師 田原礼子
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