ハノンとツェルニーの役割と違い!
2026/05/09
ハノンとツェルニーと言えばピアノの上達の為の代表的な練習曲です。
今現在ピアノを習っている方、以前ピアノを習っていた方なら殆どの方がご存知だと思います。
そこで、それぞれの役割と違いを紹介していきますね!
また、ハノンもツェルニーも作曲家の名前である事ご存知ですか?
今から作曲家と共にハノンとツェルニーのお話を進めて行きたいと思います。

ハノンとは
シャルル=ルイ.アノンと言うフランス人で1819年に生まれ1900年に亡くなった作曲家兼ピアニスト、オルガニストです。
日本風、ドイツ風ではハノンと言う有名な呼び名で知られています。
「全訳ハノンピアノ教本」として使われていますがこの教材の本当の名前は「ピアノの名手になる60練習曲」と言う名前がついています。
ピアノテクニックをつける研究をした作曲家です。
私達が今使っているハノンはハノンが作曲した中のほんの1冊なんです。
ハノンの役割は指の基礎力をつける事
a:各指が独立して動くように特に薬指小指に効果的です。
b:指の均等なタッチができるようになりますので音の粒が揃い美しいメロディーとなつて聴こえる事が可能となります。
c:指、手、腕の筋力トレーニングとなりますので長い曲や激しい曲を弾く事が楽に出来るようになります。
d:安定したリズム感で弾けるようになります。(メトロノームを使用しての練習をお勧め)
e:ピアノを弾くために最も大切な一つ正しい手指の形が身につきます。
ツェルニーとは
1791年生まれ1857年に亡くなったウイーンの作曲家です。
ツェルニーの本名は
カール.ツェルニー
ベートーヴェンのお弟子でありリストの先生でした。
ベートーヴェンのような古典派と呼ばれる作曲家は今のイメージとは掛け離れた身分的には「使用人」に近く貴族にしたがう立場でした。
a:難易度の高くなるにつれて譜面が複雑になっていきますので譜読みのスピードが速く正確に行えるようになります。
ツェルニーは古典派からロマン派の橋渡しをした作曲家です。
ですから、作曲家の「使用人」と言う立場から教師やコンサート、ピアニストという立場を作り上げた作曲家の1人です。
という訳でツェルニー自身も当時貴族といわれるお嬢様方のピアノの先生をしながら作曲をしていたようですよ!
ツェルニーの役割は表現力豊かな演奏ができるようになる為のテクニックを学べます。
ここがハノンとの大きな違いです。
ツェルニーには100番 30番 40番 50番 60番があります。
難易度は100番ー30番ー40番ー50番ー60番となります。
b:アルペジオ、トリル、スケール、和音etc たくさんのテクニックが身につきます。
c:譜読み力とテクニックがつく事で作曲家のメッセージをくみとりそれぞれの曲に合わせた音色や響きを作る事が出来るようになります。
ハノンとツェルニーは地道な努力が必要な練習曲ですので楽しいと思って練習している人はあまりいないかもしれん。
私自身もハノンとツェルニーを楽しく弾けたかなあ(疑問)❓です。
けれど、ハノンとツェルニーを練習してきた事でその効果が後々とても大きなものだった事が分かりました
ハノンもツェルニーも役割と違いはありますがどちらも素晴らしい練習曲です。
ピアノを愛する皆さん!
この2つの練習曲ハノンとツェルニーで更に素晴らしい演奏が出来るようになる為にしっかり学びましょう。
クラビアートピアノ教室
講師 田原礼子
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